新型「ラピュタ」を発売
−日常での実用性と高い走行性能を両立した新ジャンルの軽乗用車−
マツダ(株)は、軽乗用車 新型「ラピュタ(Laputa)」を、本日より全国のオートザム系販売店(マツダオートザム販売店を含む)を通じて発売する。
新型「ラピュタ」は、日常での使い勝手を追求した優れたスペースユーティリティと、オフロードでの快適な走りを両立した、新しいジャンルの軽乗用車である。外観は、室内空間の広さを表現したボクシーなフォルムを基に、これまでの軽乗用車にはない個性的なスタイリングとした。ボディは、3ドアと5ドアの2つのタイプを用意している。 同社では、新型「ラピュタ」の発売により、軽自動車のラインナップの充実と新しい顧客の発掘を図り、好調な軽自動車市場での販売拡大を狙う。
「ラピュタ」の主な特長は以下の通り。
1. | 高めのヒップポイントによる乗降性や視界の良さなど日常での扱いやすさと、多彩なシートアレンジや豊富な収納スペースなど優れたスペースユーティリティを実現した使い勝手の良いパッケージング |
2. | ターボエンジンの搭載、高い地上高によるオフロードでの走破性の確保など、街中だけでなく悪路でも快適な乗りやすさを確保した行動範囲を広げる高い走行性能 |
3. | ターンシグナルランプと一体型の印象的なデザインのマルチリフレクターヘッドランプや、フェンダーと一体となった力強いフロントバンパーの採用など個性的な外観 |
4. | 運転席&助手席SRS(※)エアバッグシステムやブレーキアシスト付き4W−ABSなど全車に標準装備したほか、新衝突安全基準に対応する「衝撃吸収ボディ」の採用など高い安全性 |
(※)SRS:Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置) |
「ラピュタ(Laputa)」…ガリバー旅行記にでてくる夢の浮島の名前。「楽しい」「スポーティ」「軽快な」等をイメージしている。
新型ラピュタ
■ 新型「ラピュタ」の商品概要は以下の通り。
1. | 使い勝手の良いパッケージング |
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| 日常での扱いやすさ |
| ・ | ワイドトレッド1,280mm(4WD車)と、ロングホイールベース2,360mmにより広い室内空間を確保しながら、最小回転半径は4.6mとし優れた小回り性を実現している。 |
| ・ | 全高は1,545mm(2WD車)とし、ほとんどの立体駐車場の利用が可能である。 |
| ・ | フロントシートは、ヒップポイントを高め(2WD車は605mm)に設定した。あわせて、ドア開口部も大きいため、楽な姿勢で乗り降りすることができる。 |
| ・ | 高めの着座位置により、見晴らしの良いドライビングポジションがとれるため取り回ししやすい。 |
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| 高いスペースユーティリティ |
| ・ | ラゲッジルームは、ホイールハウスの張り出しがなく、積載性にも優れている。さらにリアシートのシートバックを前方に倒せば、フラットな広いスペースが確保できる。 |
| ・ | ラゲッジルーム床面には、取り外しができるラゲッジボードを採用しており、ボード下にも容量34リットルのラゲッジボックスを設けている。 |
| ・ | リアシートはリクライニング機構付きの分割可倒式とし、目的に合わせたシートアレンジを可能にした。 |
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| 使い勝手が良く、快適な室内 |
| ・ | フロントシートは、ホールド性に優れ疲れにくいセミバケットタイプを採用した。また運転席は、長時間走行での疲労を軽減するランバーサポート機構付きとした。 |
| ・ | グローブボックス、フロント及びリアドアポケット(リアは5ドア車のみ)、コンソールトレイ(カップホルダー、コインホルダー付き)など豊富な収納スペースを確保した。 |
| ・ | ステアリングホイール、シフトレバー、パーキングブレーキレバーグリップ、インサイドドアハンドルに抗菌処理を施したほか、エアフィルター付きエアコン(抗菌処理タイプ)を標準装備し、室内の快適性を高めた。 |
| ・ | パワーウインドー、キーレスエントリーシステムを全車に標準装備した。 |
2. | 行動範囲を広げる高い走行性能 |
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| ・ | 全域で高出力化するとともに中低速トルクを重視したDOHCターボエンジンと、実用走行域で扱いやすいSOHCターボエンジンを搭載した。 |
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エンジン | 最高出力(PS/rpm) | 最大トルク(kg-m/rpm) |
SOHCインタークーラーターボ | 60/6,000 | 8.5/4,000 |
DOHCインタークーラーターボ | 64/6,500 | 10.8/3,500 |
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| ・ | 全グレードにフルタイム4WD車を設定した。路面や走行状態に応じて、最適な駆動力を前後輪に自動的に配分するロータリーブレードカップリング式を採用した。 |
| ・ | 165/70R14タイヤを採用した。大径タイヤにより、最低地上高は4WD車が185mm、2WD車が175mmと高めに設定し、オフロードでも優れた走破性を実現した。 |
| ・ | ワイドトレッドとロングホイールベースにより高速時でも優れた走行安定性を確保している。 |
| ・ | フロントは14インチベンチレーテッドディスクブレーキを採用した。さらに8インチマスターバックを装備して優れた制動力を実現した。 |
3. | 個性的な外観 |
| ・ | 室内の広さを表現するボクシーフォルムとした。 |
| ・ | ターンシグナルランプと一体となったシャープなデザインのマルチリフレクターハロゲンヘッドランプと、フェンダーと一体型の力強いフロントバンパーによる個性的なフロントフェイスとしている。 |
| ・ | フォグランプ、ルーフスポイラー(ハイマウントストップランプ内蔵)を装着し、スポーティ感を強めた。(「S」) |
| ・ | シート生地にはファブリック柄を採用して、室内の質感を高めている。 |
4. | 高い安全性 |
| ・ | 前面、側面、後面衝突に対応した「衝撃吸収ボディ」を採用し、軽自動車の新しい衝突安全基準に対応させている。 |
| ・ | サイドドア内部にサイドインパクトバーを装備し、さらにフロントドア内部には衝撃吸収パッドを内蔵して側面衝突時の衝撃を緩和している。 |
| ・ | 運転席&助手席SRSエアバッグシステム、ブレーキアシスト付き4W−ABS、プリテンショナー機構付きフロントシートベルトを全車に標準装備した。 |
5. | その他 |
| ・ | ボディは、3ドアと5ドアの2タイプとした。 |
| ・ | 機種体系は、DOHCターボエンジンを搭載したスポーティな外観の「S」、実用装備を充実させた「X」、スタンダードな「G」の3グレードを用意した。 |
| ・ | 外板色は、以下の4色を全グレードに設定した。 スペリアホワイト、シルキーシルバーメタリック、サターンブラックメタリック、スカイブルーメタリック
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■ 車両本体の希望小売り価格は以下の通り。(消費税は含まず)
ボディ | 駆動 | エンジン | 機種 | 変速機 | 全国統一価格 |
3ドア | 2WD | SOHCターボ |
X | 5MT | 1,023 |
3AT | 1,078 |
DOHCターボ | S | 4AT | 1,198 |
4WD | SOHCターボ | X | 5MT | 1,140 |
3AT | 1,195 |
DOHCターボ | S | 4AT | 1,315 |
5ドア | 2WD | SOHCターボ |
G | 4AT | 1,033 |
X | 5MT | 1,063 |
4AT | 1,138 |
DOHCターボ | S | 4AT | 1,238 |
4WD | SOHCターボ | G | 4AT | 1,130 |
X | 5MT | 1,180 |
4AT | 1,255 |
DOHCターボ | S | 4AT | 1,355 |
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