本文へジャンプ

第1721号 2002年11月19日

「マツダ ラピュタ」を一部改良し発売

−スポーティ感を高めた「S-Turbo」他、内装や仕様を強化−

 マツダ(株)は軽乗用車「マツダ ラピュタ(LAPUTA)」を一部改良し、本日より全国のマツダオートザム系販売店を通じて発売する。

 今回の一部改良では、走行性能を高めた「S-Turbo」や「X-Turbo」を新設定、7月に導入した特別仕様車「XE リミテッド」を「E Limited」として標準グレードに加えた。「S-Turbo」にはレカロシートなどスポーティ感を実現する様々な装備を採用した。また、すべてのグレードでシート&ドアトリムの表皮を変更し、ステアリングパッドやメーター、ドアミラーのデザイン変更も行った。

■主な変更点は以下の通り。
1) スポーティタイプの「S-Turbo」
従来のSグレードに装備を追加して、きびきびした走りを実現
4輪ディスクブレーキを採用(前輪はベンチレーテッドディスクブレーキ)。
リミテッドスリップデフを標準装備(2WD・5MT車)。
新デザインの15インチアルミホイールを採用。
前席にドイツのレカロ社と共同開発した、サポート性に優れた専用バケットシートを採用。また、全席のシート表皮も専用とした。
大型ルーフエンドスポイラーを採用。

2) Mターボ搭載の「X-Turbo」
従来のXE Extraグレードを一新
メーターをブラック調に変更。
4WD車にデアイサーを追加。
AM/FMチューナー付CDプレーヤーを装備。

3) 「E Limited」
7月に導入した特別仕様車「XE リミテッド」が標準グレードとして登場
4AT車の燃費を向上〈10・15モード19.2km/L→19.8km/L〉させた。(旧モデルの同型エンジン搭載機種との比較)
5MT車も「超‐低排出ガス認定」を取得。排出ガス中のNOx、HCを大幅に低減した。
メーターとフルホイールキャップの意匠を変更。

■車両本体の全国希望小売価格は以下の通り。 (消費税は含まず/単位:千円)
駆動 エンジン 変速機 グレード 全国希望小売価格
2WD DOHC VVT 5MT E Limited 842
4AT 917
DOHC Mターボ 5MT X-Turbo 928
4AT 1,003
DOHC ターボ 5MT S-Turbo 1,242
4AT 1,297
4WD DOHC Mターボ 5MT X-Turbo 1,055
4AT 1,130
DOHC ターボ 5MT S-Turbo 1,339
4AT 1,414
全車寒冷地仕様、運転席/助手席SRS(Supplemental Restraint System:乗員保護補助装置)エアバッグシステム、ブレーキアシスト付4W-ABS標準装備
ボディカラーはパールホワイトが20千円高
ターボの4AT車を除く全車は、低排出ガス認定に加え、平成22年度燃費基準も達成しているため「グリーン税制」に適合。自動車取得税が9千円軽減される(平成15年3月31日届出まで)。
close