本文へジャンプ

第1750号 2003年9月11日

「マツダスピアーノ」を一部商品改良し発売

−スポーティタイプの「SS」&ベンチシート採用の「L」を新設定、燃費も向上−


 マツダ(株)は、軽乗用車「マツダスピアーノ」を一部商品改良し、本日より全国のマツダオートザム系販売店を通じて発売する。

 今回の一部商品改良では、DOHCターボエンジンを搭載したスポーティタイプの「SS」、および運転席・助手席にベンチシートを採用した「L」を新たに設定した。また、従来機種については、2WD/AT車の燃費を向上(ターボを除く)させたほか、ボディカラーに新色を追加した。

  月間販売台数は、「マツダスピアーノ」シリーズ全体で800台を計画している。


マツダスピアーノSS


今回の一部商品改良の概要は次の通り。
1. 新機種追加
1) 「マツダスピアーノSS」
64馬力のDOHCターボエンジンを搭載
力強い64馬力(47kW)のDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。
標準車に対し車高を10mm下げた、専用ローダウンサスペンションを採用。
「SS」エンブレムや専用アルミホイールを採用するなどスポーティで個性的な外観
左右フロントフェンダーに、赤いロゴにチェッカーフラッグ模様を配した専用「SS」エンブレムを装着。
リアにはマフラーカッターや専用バンパーを装着。
165/55R14サイズのタイヤと専用アルミホイールを採用。
スタイリッシュな丸型デザインの電動リモコンドアミラーを採用。
ボディカラーは、新色アズールグレーパールメタリックを含む5色を設定。
スポーティな内装
スポーティで機能的なデザインのMOMO社製本革巻ステアリングホイールを採用。
フロントシートに、ヘッドレスト一体型の専用スポーツバケットシートを採用。着座姿勢を保持する機能を高め、快適な乗り心地を実現。
インストルメントパネルを専用のシルバー塗装とし、空調の吹き出し口にメッキリングを装着。
タコメーターを装備。
2) 「マツダスピアーノL」
運転席・助手席にベンチシートを採用し、パーキングブレーキはフット式を採用。
温度の自動調整が可能なオートエアコンを採用。
丸型デザインの電動リモコンドアミラーを採用。


2. その他の一部商品改良点
2WD/4AT車の燃費を19.0km/L→19.8km/Lに向上。(ターボを除く)
シートとドアトリムの表皮を変更し、より上質感の高い生地を採用。(Type Mを除く)
ボディカラーはシャーベットオレンジメタリック(新色)、スペリアホワイト、アズールグレーパールメタリック(新色)の3色を追加、従来のネイプルスイエローをブリリアントイエローに、グローブグリーンパールをカクタスグリーンメタリックに変更。
<環境対応について>
「SS」と「ターボ」を除く全タイプの2WD車は「超-低排出ガス車」、4WD車は「優-低排出ガス車」、「SS」と「ターボ」は「良-低排出ガス車」の認定を取得。
「SS」と「ターボ」を除く全タイプの2WD車は、平成22年度燃費基準を達成し「グリーン税制」に適合。自動車取得税が9千円軽減される。(平成16年3月31日届出まで)


車両本体の全国希望小売価格は以下の通り。 (消費税は含まず/単位:千円)
グレード 駆動 エンジン 変速機 全国希望小売価格
G 2WD DOHC VVT コラム4AT 950
4WD 1097
X 2WD 1093
4WD 1225
L* 2WD 1123
4WD 1255
Type M 2WD 1153
4WD 1275
Turbo 2WD DOHC M ターボ 1143
4WD 1265
SS* 2WD DOHC S ターボ 1198
4WD 1320
「*」は追加機種
「G」2WD車の4輪ABS(ブレーキアシスト付)装着車は、25千円高
パールホワイト塗装は20千円高
close