ニュースリリース

 (ご参考)

2007/03/22

クルマ・技術

マツダ、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言」を策定

- 走る歓びと環境安全性能の調和を目指す技術開発計画を発表 -

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 マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ブランド価値を向上していく技術開発の長期ビジョンとして「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言」を策定した。マツダはこの宣言を通じてCO 2削減など自動車産業が抱えるさまざまな課題に対応し、地球環境と交通環境のサステイナブルな未来に向けた技術開発に取り組んでいく。

 

 技術開発の長期ビジョンの策定にあたりマツダの金井誠太取締役専務執行役員(研究開発担当)は、「マツダはいつまでも『ワクワク』するクルマ、『見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、そしてまた乗りたくなる』クルマを提供し、クルマも、人も、地球も、みんながワクワクし続けられるサステイナブルな未来の実現に向けて取り組んでいく」と宣言した。

 

 マツダは「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言」にもとづき、走る歓びと環境安全性能が調和した、進化する”Zoom-Zoom”の世界を追求していく。

 

 マツダは、この長期ビジョンを支える技術開発計画として、お客様の心を魅了するデザイン、および、運転する楽しさの継続的な強化と共に、環境安全性能の向上に取り組み、マツダのブランド価値を高めていく。地球環境については高効率でクリーンなパワートレインや車両の軽量化、交通環境については、正しい認知・判断をサポートするヒューマンマシンインターフェース(HMI)&コックピットデザインや、優れた衝突回避性能を持つ車の実現に向けたダイナミック性能の追求など、さまざまな技術開発を推進し、走る歓びと環境安全性能の調和を図り、「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言」の実現を目指していく。

 

 マツダの技術開発計画における主な取り組みは以下の通りである。

 

1.パワートレイン

地球環境のサステイナブルな未来の実現に向けて、躍動感あふれる動力性能と環境性能が調和した乗って楽しくなる、また乗りたくなるパワートレインを追求
将来に向けて”Zoom-Zoom”を実現するために、内燃機関にこだわり、来る水素社会に向けて水素燃焼技術を追求する。そして進化の過程で、社会インフラの整備状況を考慮した現実的な技術を導入していく

(1)ガソリンレシプロエンジン
・ マツダ独自のスマートアイドリングストップシステムを2009年に日本市場に導入
・ E85まで対応可能なフレックスフューエルエンジンを2009年に北欧市場に導入
・ ほとんどのガソリンエンジンを2010年代初頭に一新、動力性能、燃費性能を大幅に改善

(2)ディーゼルエンジン

欧州に導入し、好評を得ているクリーンディーゼルエンジンをさらに進化、北米、日本の長期排出ガス規制に適合した新ディーゼルエンジンを2010年代初頭に市場導入

(3)オートマチックトランスミッション

マニュアルトランスミッション並みの走行感と燃費性能を向上させた新しいオートマチックトランスミッションを2010年代初頭に市場導入

(4)ロータリーエンジン

動力性能、燃費性能を大幅に改善した新型ガソリンロータリーエンジンを2010年代初頭に市場導入

(5)将来技術

動力性能40%、航続距離200kmに向上させたプレマシーハイドロジェンREハイブリッドを2008年にリース開始

ハイドロジェンREハイブリッドのHEVシステムを生かした商品を2010年代初頭に市場導入
3.0Lガソリンレシプロエンジン並の動力性能と航続距離を400kmに向上させた新型ハイドロジェンREを開発

 

2.デザイン

・一目見て乗りたくなる、一目見てマツダとわかる、ファミリーテイストの確立
・新しいデザインキューの提案
・プラットフォームの開発と連動した新しいプロポーションの実現

 

3.車両技術

お客様の心を魅了するスタイリングをサポートし、運転する楽しさと安全を追求する

交通環境のサステイナブルな未来に向けて、正しく快適な運転をサポートし、優れた衝突回避性能を持つクルマを実現する
軽量化により、運転性能向上だけでなく、CO2削減を実現する

(1)プラットフォーム

際立つデザインと優れたダイナミック性能、安全かつ軽量な新型プラットフォームを2010年代から段階的に展開

2007年に市場導入するマツダデミオは現行モデル比で約100kgの重量低減を達成

(2)安全技術

正しい認知・判断をサポートするHMIと操作しやすく危険を回避可能なダイナミック性能などマツダらしい”Zoom-Zoom”な安全技術を導入していく

政府、社会インフラと協力した安全への取り組みとして、来年以降、広島地域でのITS実証実験を開始

(3)材料技術・生産技術

産官学連携で植物由来によるカーボンニュートラルなバイオプラスチックを開発し、2008年リース開始予定のプレマシーハイドロジェンREハイブリッドに採用

2008年以降にスリーウエットオン塗装を更に進化させ、独自の水性化技術により最もクリーンな塗装工場とする