ニュースリリース

 第1808号

2005/02/28

クルマ・技術

新型「MAZDA MX-5」をジュネーブショーに出品

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 マツダ(株)は、3月1日(火)から開催される第75回ジュネーブモーターショー*に、新型「Mazda MX-5」を出品する。
ジュネーブモーターショー(正式名: Salon International de l'Auto in Geneva)の開催期間は、プレスデーが3月1日~2日、 一般公開日が3月3日~13日。

 

 「Mazda MX-5」(日本名: マツダ ロードスター)は、1989年2月にシカゴオートショーで初代モデルを発表して以来、「人馬一体」をキーワードに、人とクルマが一体になって走るライトウェイトオープンスポーツならではの歓びを追求し続けてきた。 今回発表する新型MX-5は、?「人馬一体」の走りと 「Lots of Fun」の継承と進化?を商品コンセプトに、ライトウェイトオープンスポーツを走らせる明快な 「ファン/楽しさ」 の創造を最大の目標に掲げた。 スポーツドライビングからデイリーユースまで、あらゆる走行シーンで誰もが享受できる楽しさをつくり込むことに注力し、コンパクトながらも力強いエンジンで軽量化された車体を操る理想的なダイナミックバランスを実現している。

 

 新型MX-5は、2005年後半に世界各国で発売を開始する予定である。

 

Mazda MX-5 (日本名:マツダ ロードスター)
Mazda MX-5 (日本名:マツダ ロードスター)

 

■ 新型MX-5の主な特徴は以下の通り。
1. 人馬一体の進化 -軽量・高剛性化とヨー慣性モーメントの低減-
- 運動性能、安全性、快適性、そして実用性を進化させるため、数々の新しい装備や技術を採用しながらも、重量の削減が可能な部位を一つ一つ丹念に見つけ出し、軽量化に取り組むことで、車両総重量の増加を現行モデルと比較して約10kgに抑えた。
- 徹底的な解析と超高張力鋼板などの先進素材を活用し、ボディ剛性を先代モデルに対して曲げ剛性で22%、ねじり剛性で47%向上。 また、エンジンを135mm 後方に移動することにより、前後重量配分の最適化とヨー慣性モーメントの低減を大きく促進した。

2. 歓びにあふれたデザイン -ファン&モダンスタイリング-
- 初代モデルから継承している低く流れるような美しいショルダーライン。 親しみやすさと楽しさを受け継ぎながら、シンプルな機能性と本格スポーツカーのアスレティックなかたまり感を持つMX-5のデザインDNAを兼ね備えた、モダンなスタイリングへの刷新を目指した。 よりアスレティックなスタンスとするため、フェンダーアーチをはっきりとした形状とし、マツダのデザインDNAを表現している。
- インテリアデザインのテーマは、高品質のクラフトマンシップを駆使したシンプルな機能性と心地よい開放感。 水平方向のラインに沿って整列した4つの円形のベンチレーションが、コクピット前部のすっきり感を醸成し、ピアノブラック塗装による表面仕上げが インテリアの至る所にモダンで高品質な表情を与えている。 メタル調のトリムで縁取った5眼メーターは反射低減コートを施したガラスのメーターカバーを備え、太陽光の反射を抑制し、メーターの見やすさを確保している。
- ボディカラーは8色を用意。 ベースモデルの内装は ブラッククロスとメタリック調のマットシルバーを組み合わせた。 本革シートのハイグレードモデルでは、サドルタン/ブラックのコンビネーションと、ブラックのモノトーン内装の2つの個性が選べる。

3. 安全性と快適性の向上
- オープンボディでありながら 高い剛性を備えたMAGMA*ボディを実現し、衝突安全性能の向上に努めた。 また、新たに開発したサイドエアバッグは、胸部のエアバッグを展開させると同時に より大きな頭部保護用のエアバッグを展開させ、乗員保護性能の向上に寄与している。
*MAGMA: Mazda Geometric Motion Absorptionの略で「マツダの全方向衝撃吸収ボディ」の意。「MAGMA」は国内専用の呼称であり、海外での呼称は「Mazda Advanced Impact-energy Distribution and Absorption System」である。
- 心地よいタイト感を実現しながら、より身長の高いドライバーにも快適な室内空間を確保。 新しく腰の高さにレイアウトしたベンチレーションや、シート後方の間に備えたメッシュタイプのエアディフレクターにより、オープンエアモータリングの快適性を向上させている。

4. 磨き抜かれたパワートレイン
- 新たに開発した2.0L MZRエンジンを搭載、欧州市場には1.8Lモデルもラインアップする。
- エンジンでは特に、「レスポンス」、「伸び感」、そして「心地よいサウンド」に注力して開発した。 フライホイールの軽量化やドライブシャフトの高剛性化などにより、ダイレクトなレスポンスを実現している。 また、吸気抵抗を57%低減するとともに、排気システムの圧力損失を40%低減し、高回転域までほぼフラットなトルク特性を確保。 さらに、インテークマニフォールドと吸排気システムをチューニングした心地よいスポーツサウンドも新型MX-5の大きな魅力である。
- 新開発6速マニュアルトランスミッションを全市場に導入。 ショートストロークや1速から4速に採用したトリプルコーンシンクロにより、軽快なシフト操作感を実現した。 また、5速マニュアルトランスミッションと、先進の6速アクティブマティックATもラインアップする。

5. 意のままに操れる軽快なハンドリング
- シャシーの基盤となるボディの軽量・高剛性化を実現したうえで、205/45R17インチのタイヤ性能をフルに発揮させるため、ジオメトリーを最適化したダブルウィッシュボーン式サスペンションをフロントに、新開発のマルチリンク式サスペンションをリアに採用。 部品のアルミ化などによりバネ下重量を最小限に抑えるとともに、ラバーブッシュを介さずリアクロスアームをボディに直接マウントしてシャシー剛性を向上させ、ドライバーとクルマの一体感を高めている。
- ダンパー特性の最適化やアンチダイブ及びアンチスクアットのジオメトリーが、不快な操舵感や加速・減速時のピッチングを確実に抑制。 また、65mm延長したホイールベースも走行安定性の向上に貢献している。
- ラック&ピニオン式のパワーステアリングは、摩擦抵抗が少なくリニアで極めてスムーズなステアリングレスポンスを実現している。 また、フロントトレッドを75mm、リアトレッドを55mm拡大したことも、ハンドリングのポテンシャルを大きく向上させている大きな要因である。
- ブレーキシステムでは、フロント/リアローター径の拡大やキャリパー剛性のアップなどによって、リニアで的確なレスポンスを実現すると共に、クラス最高の短い制動停止距離を可能にしている。

Mazda MX-5主要諸元
寸法 全長 3,995mm
全幅 1,720mm
全高 1,245mm
ホイールベース 2,330mm
トレッド (前/後) 1,490mm/1,495mm
乗車定員 2名
エンジン 種類 MZR 1.8L 直列4気筒 DOHC 16バルブ
MZR 2.0L 直列4気筒 DOHC 16バルブ
最高出力 (目標値) 1.8L: 93kW<126PS>/6,500rpm
2.0L: 118kW<160PS>/6,700rpm
最大トルク (目標値) 1.8L: 167N・m<17.0kg-m>/4,500rpm
2.0L: 188N・m<19.2kg-m>/5,000rpm
ボア×ストローク 1.8L: 83.0mm×83.1mm
2.0L: 87.5mm×83.1mm
トランスミッション 種類 5速MT
6速MT
6速AT
ステアリング 種類 ラック&ピニオン式
サスペンション 懸架方式(前/後) ダブルウィッシュボーン式/マルチリンク式
ブレーキ 主ブレーキ方式(前/後) ベンチレーテッドディスク/ソリッドディスク
タイヤ&ホイール タイヤ
16”: 205/50R 16 (前後)
17”: 205/45R 17 (前後)
ホイール 16”: 16×6 1/2J (前後)
17”: 17×7J (前後)
※ 本プレスインフォメーションに記載された数値・仕様は市場によって差がありますので、予めご了承ください。また、データは変更されることがあります。

新型MX-5専用サイトを3月1日(火)午前9時より公開し、今後順次コンテンツを充実していきます。