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第1500号 1997年7月3日

マツダ・デミオ/フォード・フェスティバミニワゴンが生産累計10万台に到達

— 生 産 開 始 よ り 12 ヵ 月 で —

マツダ(株)のデミオ(輸出名:マツダ121)/フェスティバミニワゴンの生産累計が、6月30日に10万台に到達した。96年7月より生産を開始し、 12ヵ月で10万台を達成したものである。

デミオ/フェスティバミニワゴンは、コンパクトカーの新しいジャンルを拓くマルチパーパスな「自由型ワゴン」として、国内では1996年8月に発売した。 コンパクトなボディに広い室内空間、多彩なシートアレンジが特徴の同車は、①室内と荷室の広さ、②日常での使い勝手の良さ、③スタイリングの良さが人気を呼び、発売から1ヵ月間での受注台数がデミオとフェスティバミニワゴンを合わせて21,200台という歴代のマツダ車のなかでも最も高いレベルでの出足となった。本格的な登録開始となった96年9月以降これまでの月間平均販売台数は、デミオ/フェスティバミニワゴンを合わせた販売目標5,000台の約1.7倍にあたる平均8,500台に達した。

海外では1996年10月より香港・マカオで、同年11月よりオーストラリアとニュージーランドで販売を開始しており、累計販売台数は5月末現在で約4,000台である。

デミオ/フェスティバミニワゴンの生産能力は当初月間7,000台であったが、好調な販売を支えるため、96年10月からは月間8,500~9,500台の増産体制を敷いた。さらに97年5月には宇品工場の設備を一部改造し、定時間内操業での生産能力を月間10,000台に増強した。

また、デミオ/フェスティバミニワゴンは’96~’97RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー受賞をはじめ、’96~’97日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員特別賞などこれまでに5つの賞を受賞するなど専門家からも高い評価を受けている。

以上
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