「デミオ」をビッグチェンジし質感を向上、安全装備も充実インターネット販売専用限定車も発売、国内メーカー初、ネット上で下取り車査定とクレジット審査 |
マツダ(株)は、自由型ワゴン「デミオ」の内外装に変更を加えるとともに、安全性を高めるDSCをクラスで初めて採用するなど大幅な商品改良を行い、本日より全国のマツダ系およびマツダアンフィニ系、オートザム系販売店(マツダオートザム系販売店を含む)を通じて発売する。 同時に、マツダ初のインターネット販売専用限定車「ウェブ チューンド デミオ(Web-tuned @ DEMIO)」を設定し、2000年1月6日からマツダホームページ(http://www.mazda.co.jp)上で購入予約の受付けを開始する。契約、登録、納車手続きについては、上記販売店を通じて行う。 デミオは、取り回ししやすく立体駐車場の利用も可能なコンパクトなボディに、広い室内空間を確保するとともに、小粋なスタイリングや、創意に富んだ多彩なシートアレンジ、抜群のフットワークを備えており、マツダブランドの個性をクルマ全体で表現している。1996年8月の発売以来好評を博し、コンパクトワゴンという乗用車の新しいジャンルを確立した。生産累計台数は11月末現在で37万台を超えている。 今回のビッグチェンジでは、内外装を大幅に変更し、質感を向上させると同時に若々しさを表現した。 また、サスペンションの改良による走行性能の向上、エアバッグ及びABS、EBDの標準装備やDSCの設定など安全装備の充実を図り、マツダブランドの個性をさらに際立たせている。 ビッグチェンジの内容は以下の通り。
月間販売台数は7,000台を計画している。
インターネット販売専用限定車「ウェブ チューンド デミオ」は、スタイリッシュ&スポーティをコンセプトに、ベース車1500GL(4EC-AT)に対し、ブラックメッキやメタル調の内外装パーツ、14インチアルミホイールなどを追加装備している。また、ステアリングフィール向上のためにリアパフォーマンスロッドを特別に採用し、運転する楽しさをいっそう高めた。このように同車は、専用の仕様として、インターネットを使いこなす高感度なお客様の嗜好に応えるとともに、マツダブランドの個性をより鮮明にした限定車である。計6点の専用装備と8点の特別装備を採用しながら、価格はベース車に比べて37千円のアップに抑え、お求めやすい設定としている。 限定台数は200台である。
また、「ウェブ チューンド デミオ」のインターネット販売にあたっては、日本の自動車メーカーとしては初めて、電子メールによる下取り車査定とクレジット審査を可能とした。これにより、お客様が商談に費やす手間は大幅に軽減される。この販売方法では、各種税金や自賠責保険料などを含む購入価格見積もり(販売会社諸費用を除く)に加え、下取り車がある場合の査定と、クレジット契約の際の審査を電子メールのやりとりで行うことが可能である。お客様がそれらの購入条件に納得されれば、ホームページ上で購入を予約することができる。お客様は、予約の際に指定した販売店からの連絡を受けた後、予約内容にもとづいた正式契約ならびに登録に必要な諸手続きを販売店で行なう。 マツダはお客様のカーライフをサポートする商品とサービスを提供するために、今後もインターネットを活用した新しい販売方法に積極的に取り組み、「心を動かす新発想」を追求していく。
(1)外観 ・マツダのデザインテーマ「コントラスト イン ハーモニー」に基づき、いっそう若々しく品質感の高いデザインとした。 ・ボンネットやフェンダーの形状を変更したほか、マツダのファミリーフェイスであるファイブポイントグリルを採用するなど、よりマツダらしくスタイリッシュなフロントビューとした。 ・アルミ蒸着のマルチリフレクターヘッドランプ及びリアコンビランプを採用した。 ・ ボンネット、フェンダー、バンパーなどボディ各部の隙間の縮小、ボディ同色大型サイドプロテクターモールの採用(GL-X、LX-Sに標準、GL、LX-Gにはメーカーオプション)などによって品質感を高めた。 ・ ボディカラーは、既存のハイライトシルバーメタリックに、グレイシャルシルバーメタリック、アストリアグリーンメタリック、ピュアホワイトなど新色7色を加えた8色を用意した。 (2)内装 ・インパネはデザインを一新し、ライトグレーを基本に上部がダークグレーのツートーンカラー(L、LXを除く全車)として品質感を向上させた。(L、LXはダークグレーのモノトーンとしている。) ・ステアリングホイールとリアコンソールを、内装色にあわせたライトグレーとした。 ・シート地は、機種ごとの性格をより明確にするために3タイプを設定した。
・ 従来と比べて変速フィールを改善した新型電子制御4速ATを、1.3リットルエンジン及び1.5リットルエンジンに採用した。 ・ ボンネットやダッシュボード部のインシュレーターの強化、コンバーターハウジングの剛性アップなどにより、車内の騒音を低減して快適な走行環境を実現した。 ・ 前後サスペンションに変更を加え、操縦安定性と乗り心地を向上させた。 ・ブレーキのマスターバックのサイズアップ、EBDやブレーキアシストの新採用(*1)などにより、優れた制動性能を確保した。
(*1)Lには助手席SRSエアバッグ&4W-ABS&EBD&ブレーキアシスト非装着車の設定あり
ベース車:1500GL(4EC-AT)
ベース車からの変更点は以下の通り。
内装/装備:
ステアリングフィール:
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