デミオに新機種「スペシャル・シリーズ」を設定

−専用ボディ色や内装・装備の充実など個性とバリューを高めた3機種を発売−

　マツダ（株）は、自由型ワゴン「デミオ」の1300LX-Gに専用ボディ色や特別装備を、1500アレッタと1500GLに充実したオーディオを装備し、最大97千円の大幅価格ダウンを実現した新機種「スペシャル・シリーズ」をそれぞれ設定し、本日より全国のマツダ系及びマツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて発売する。

　デミオは1996年8月の発売以来、優れた視界による取り回しの良さと、立体駐車場も利用できるコンパクトなボディに確保した広々とした室内空間などにより好評を博し、コンパクトワゴンという乗用車の新ジャンルを確立した。特にマツダブランドの「抜群の機能性」という個性をワゴンとしての機能に発揮し、リアシートスライドやフルフラットなどの多彩なシートアレンジや、低く間口の広いリアハッチによりマウンテンバイクが2台積めるスペースなど、このクラストップの積載性を実現している。

　今回発売する新機種は、デミオの持つ魅力を、顧客のニーズに応えるよう個性や価値をさらに高めて提供することを目的にしている。「1300LX-Gスペシャル」では、新採用の専用ボディ色「クリスタルブルーメタリック」やスエード調＋メッシュの専用シート生地、ワンポイントシルバーのインパネ装備などにより、ファッション性を高め、女性や若いファミリーなど幅広いニーズに応えた。

　また「1500アレッタ スペシャル」はきびきびとしたスポーティードライブを楽しむ独身層のために、標準装備のAM/FM電子チューナーユニットに、CD/MDデッキと4スピーカーを追加した。余裕のある走りと実用性を求めるファミリー向けの「1500GLスペシャル」には、カセットデッキ付AM/FM電子チューナーユニットに、CDデッキを追加装備し、バリューを高めている。これらの追加装備を採用しながら、それぞれベース車から、LX-Gスペシャルは97千円、アレッタスペシャルは51千円、GLスペシャルは35千円の価格ダウンを図り、いっそうお買得なモデルとした。

　月間販売台数はデミオ全体で5,000台を計画している。

デミオ 1300 LX-Gスペシャル（４AT） （オプション装着車）

■新機種「スペシャル・シリーズ」の主な特徴は以下の通り。