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(ご参考) 2003年12月22日

「Mazda6」が中国の2004年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

 中国の自動車専門誌「汽車族」(米Motor Trend誌と提携)が主催する「2004年カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考が、12月22日(月)に北京市内で行われ、マツダが中国で販売しているミッドサイズセダン「Mazda6」(日本名:アテンザ)が2004年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。


Mazda6(日本名:マツダアテンザ)

 本賞は、自動車専門誌「汽車族」が2002年より主催している賞で、今年で2回目の開催。自動車専門家やジャーナリストなど17名によって構成される評議会によりその年の最も優れた自動車1台を決定する。今年度のカー・オブ・ザ・イヤーの選考対象となったのは、2003年に中国で生産・販売された30車種である。

 今回の受賞に当たり、マツダ株式会社の井巻久一社長兼CEOは、「日本市場でアテンザとして販売しているMazda6は、私たちの期待を上回る成果をあげており、2002年春の発売以来世界各国で65以上の賞を受賞するなど、おかげさまで各市場で高い評価を受けている。このたび、中国の名誉ある2004年カーオブザイヤーを受賞し、またひとつ大きな勲章を加えることができた。」と述べた。

 また、「中国市場での成功は、マツダの長期的に安定した成長を確実にする上で非常に重要である。今回の受賞によって、私たちの商品はどの市場でも高い競争力を持ち、確固とした評価を得ることができることが証明された。私たちは、Mazda6を生産する第一汽車グループの一汽轎車股有限公司(一汽乗用車:FAW Car Co., Ltd.、吉林省、長春市)をはじめとする現地のパートナーと緊密に連携しながら、急成長している中国市場でのビジネスの拡大に注力している。2003年暦年の販売は前年比3.5倍となる8万台を見込んでいる。2004年暦年は25%増となる10万台程度の販売を見込んでおり、更なる成長を目指す。また、販売網強化のため、販社数を現在の100店から2004年末までに140店、2005年末までに200店に増やす計画である」と語った。

 Mazda6は、2003年3月より一汽轎車股有限公司で生産を、同年4月から販売を開始しており、好調な販売を続けている。マツダは第一汽車グループと2001年から提携している。

中国の国営新聞メディアグループ「人民日報社」系の自動車専門誌で、米国の「Motor Trend(モータートレンド)」誌と提携している。
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