ブックタイトルマツダ技報 2012 No.30

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マツダ技報 2012 No.30

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マツダ技報 2012 No.30

No.30(2012)マツダ技報となるロック状態に向けて,モータ回転速度が減速する状態の予実差は約3%以内であり精度よく再現できている。Frequency[Hz](velocity)100806040200Rigid body403020Position of window[Pulse]→UpExperimentSimulation100Fig.6は,矩形波入力に対する過渡応答の検証結果を示す。アイドルストップや減速時のエネルギ回生による急激な電圧変動を想定した評価モードである。モータ回転速度が変動する状態の予実差は約3%以内であり,オーバシュートやアンダシュートなく精度よく再現できている。Frequency[Hz](velocity)160140120100806040ExperimentSimulation500 1000 1500 2000 2500time[msec]1612840voltage[v]time[msec]motor frequency[Hz]voltage[v]up sw[-]motor angle[deg]motor pulse[-]Fig.4 Rigid Body Caught In Window Glass While Moving UpFig.5は,ランプ入力に対する過渡応答の検証結果を示す。ウインドウガラス上昇途中に,手や足(弾性体)などの挟み込みを想定した評価モードである。接触力が上昇する状態の予実差は約3%以内であり精度よく再現できている。load[N]300200100ExperimentSimulation0250 200 150 100 50 0Position of window[Pulse]→UpElastic body10N/mmFig.6 Voltage Changing in A Rectangular Wave FormWhile Moving UpFig.7は,複合条件入力に対する過渡応答の検証結果を示す。ウインドウガラス全閉の評価モードである。ウインドウガラス上端がサッシ開口部に接触を開始し(x),サッシ内にもぐり込み(y),底突きする(z)過程のモータ回転速度が減速する状態の予実差は約3%以内であり精度よく再現できている。Frequency[Hz](velocity)10080604020040ExperimentSimulation3020x y zPosition of window[Pulse]→Up100x y zFig.5 Elastic Body Caught in Window Glass While Moving UpFig.7 Behavior at Near-Top Dead Point―203―