ブックタイトルマツダ技報 2012 No.30
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マツダ技報 2012 No.30
マツダ技報No.30(2012)Fun to DriveNew AtenzaCurrent AtenzaEU AEU BConfidencefeelComfortFig.8 Result of Impact Shock MeasurementFig.11 New Atenza Dynamics Result5.おわりにSKYACTIV-シャシーのダイナミクス性能について,CX-5と新型アテンザの商品開発のエッセンスを紹介した。チームはマツダのダイナミクス性能レベルを大きく引き上げられたと自負しており,CX-5も市場で好評に受け入れられている。今後、更なる高みを目指して取り組みを続けていく。参考文献Fig.9 Result of Coarse Road Noise Level(1)山本忠信ほか:SKYACTIV-シャシー,マツダ技報,No29,pp.53-60(2011)評価指標は一体感・安心感・快適性の3軸で定義しているが,この3軸はお互いに背反するため,三角形の大きさは,つまりシャシーのポテンシャルの高さを表現している。CX-5は快適性で欧州競合車レベルをキープしながら一体感・安心感でそれを超える性能を達成した。新型アテンザも大幅なポテンシャル向上を達成し安心感・快適性で欧州プレミアム群と同等に,一体感では同等以上を達成し,質が高く意のままの走りを実現した。これらのダイナミクス性能の大幅なポテンシャルアップを達成しながら,サスペンション・ステアリングの重量は現行に対して約28kg(新型アテンザ)低減し環境性能に貢献する大幅な軽量化を実現した。■著者■村田親岩野光男田中稔Fun to DriveCX-5Current SUVEU SUV AJPN SUV中村聡戸田良二林義博ConfidencefeelComfortFig.10 CX-5 Dynamics Result―36―