ブックタイトルマツダ技報 2012 No.30
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マツダ技報 2012 No.30
マツダ技報No.30(2012)3.3高効率発電制御可変電圧オルタネータ制御,デュアルストレージ制御によって多くの減速エネルギを回生することが可能となった。それでも,加減速の少ないシーンにおいては減速エネルギが少ないため,燃料を使用して発電する必要がある。そのため,エンジンの燃焼効率とオルタネータの発電効率を考慮し,発電による燃料増加量が最小となるように高効率発電制御を行っている。エンジンの燃焼効率は同じ回転速度でも負荷状態によって異なるため,同じ発電負荷を与えても燃料増加量は変化する。更に,負荷状態は,走行環境,ドライバの走り方で変化するため,燃料増加量が最小となる発電タイミングを見極める必要がある。そこで,エンジンの燃焼効率特性,負荷状態から,単位発電負荷あたりの燃料増加量を発電燃料消費率(以下,発電燃費)として逐次算出している(Fig.10)。発電燃費は過去の平均発電燃費と逐次比較することで,現状の走行における燃料増加量が最小となる発電タイミングを見極めることができる。Rate of FuelConsumption (L/kWh)Load of GenerationPwALoad of GenerationPwBGenerative Eficiency(%)Altornator Output(w)EDLC SOC(%)Recommended Pointfor GenerationSurplus ElectricityCharge EDLCDemand byElectrical EquipmentsAltornator Output(W)Fig.11 Recommended Point for GenerationDemand by Electrical EquipmentsTarget SOCGenerationEDLCEDLCQuantity of FuelConsumption (L/h)increased FuelGeneration FuelConsumption Ratio(L/kWh)QfAQfAPwAEngine Load (W)=GoodQf (L/h)Pw (kW)