ブックタイトルマツダ技報 2013 No.31
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マツダ技報 2013 No.31
マツダ技報No.31(2013)Aluminum Honeycomb101CHImpact Force Sensor10Load Cell2CHImpactorLoad(kN)50020406080Time (ms)Load(kN)50020406080Time (ms)103CH104CHLoad (kN)6543210Impact Force SensorLoad cellFig. 6 Characteristic Test Method4.2ユニットテストによる特性検証更に実車での衝突試験により近い状態で評価を行うために,Fig. 8に示すような8個のセンサとロードセルを配置したアルミハニカムに,時速4km/hで質量1000kgの台車を衝突させるユニットテストを実施した。Fig. 9にセンサの配置を示す。Fig. 10に示すように,各センサの出力は各々のロードセルで計測した荷重とよく一致しており,8つのセンサの合計荷重では,ロードセルの全合計に対して6%程度の誤差で計測が可能であることが分かった。Impact Force SensorLoad cellImpact Force SensorAluminumHoneycombFig. 8 Unit Test Method1ch5ch2ch6ch3ch7ch4ch8chLoad CellLoadcell0 5 10 15 20 25 30 35Time (ms)Fig. 7 Characteristic Test ResultsImpact Force SensorImpact Velocity 4km/hFig. 9 Layout of Impact Load SensorsLoad(kN)Load(kN)Load(kN)50020406080Time (ms)105CH50020406080Time (ms)107CH50020406080Time (ms)Load (kN)00 20 40 60 80Time (ms)(b) All Measurement LoadFig. 10 Measurement Load of Unit Test4.3側面衝突試験への適用と考察(1)側面衝突試験用センサの配置ハニカムバリアと台車の間に荷重センサを挟み込み,側面衝突試験を実施した。今回使用したハニカムバリアは欧州側面衝突で使用されるAE-MDBバリアで,Fig. 11(a)に示すように内部でAからFの6ブロックに分割されており,Fig. 11(b)のように各ブロックに6または8個の荷重センサを配置した。また,本ハニカムバリアの荷重特性としてFig. 11(c)にブロックEの荷重-変位の特性線図を示す。各ブロックの荷重と変位の圧縮特性データから最大荷重はA=C=19kN,B=16kN,D=F=72kN,E=53kNで下部と両端が高い荷重特性を有する。なお,衝突試験の条件は,衝突速度50km/h,台車質量1500kgである。Load(kN)Load(kN)Load(kN)50020406080Time (ms)106CH50020406080Time (ms)108CH50020406080Time (ms)(a) Measurement Load of Each Sensor50Impact Force SensorLoad Cell40302010―170―