ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)マツダ技報その中で我々デザインチームは,ボディーやインテリアの意匠に加えて,部品間の合わせ品質等,造り込み領域を含めた「目に見えるもの全ての責任を担う」という決意を持ちながら,プロダクトとしての完成度にこだわった。このような開発チーム全員の努力が実ったものと思われるが,2014年9月のワールドプレミア以降,世界中で大きな反響を呼び,幸いにも,これまでロードスターを愛してくださった多くのファンを中心に,高い評価をいただいている。これは,近年のマツダのクルマ造りへの共感も含めて,ロードスターの進化の方向が評価されていることと思う。これまでロードスターは,多くの熱狂的なファンに支えていただき,マツダ車の中でも特別な存在だった。これからはそれに加えて,マツダブランドの方向を示すアイコン的な役割を期待されているし,そのことをおそらくファンの方たちも喜んでくださると思う。走る歓びをいつの時代も提供し,そのことをお客様から信頼してもらえるブランドにマツダがなることと,その象徴として,ロードスターが多くのファンの方に長く愛されることを願ってやまない。■著者■中山雅-107-