ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)マツダ技報Fig. 5 Exterior DesignFig. 8 SKYACTIV EngineFig. 6 Interior DesignFig. 9 Engine TorqueFig. 7 Style CollectionFig. 10 Drive Selection4.2走りと燃費新型デミオでは,走る歓びと優れた環境・安全性能を両立する「スカイアクティブテクノロジー」において,これまでの新世代商品の設計思想を継承しながら,全てをコンパクトカーセグメント向けに新開発した。エンジンはグローバルで次の3つを用意した(Fig. 8)。1つ目は新開発の小型ディーゼルSKYACTIV-D 1.5。このエンジンは1200rpmから2.5Lガソリンエンジン並みの最高トルクをフラットに発生し5000rpmオーバまでスムースに回り,のびやかで軽快な走りを実現する(Fig.9)。2つ目は新開発の1.3LガソリンSKYACTIV-G 1.3。これまでと同様,低燃費はそのままに,高出力化で走りの性能を向上した。3つ目はアクセラで導入済のSKYACTIV-G 1.5。ガソリンのAT車には「Drive Selection」というモードスイッチを用意し,SPORTモードに切り替えることにより,ギヤおよび燃料のマップを変更し加速性能をサポートする。これにより,例えば混雑した高速道路への流入時の安心感を向上している(Fig. 10)。オートマチックトランスミッションはガソリンエンジン用とディーゼルエンジン用に2タイプを用意した。いずれも6速で,小型・軽量化や抵抗の低減,ロックアップ領域の拡大などにより燃費性能の向上とともにダイレクト感を強化した。マニュアルトランスミッションはこれまでにはなかった5速をガソリン車に新設定。6速同様,ショートストロークとし,SKYACTIV-MTならではの軽快で小気味よいシフトフィールを踏襲した。-5-