ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)マツダ技報Header TrimInner ClothFig. 8 Inner Cloth & Header Trim4.2試作評価と仕様決定ソフトトップのクロス単体での透過損失,吸音率(Fig.9)の検討,及び先行試作品を前モデルに搭載した先行試作車による検討(Fig. 10)を実施し,仕様を決定した。Sound Absorption Coefficientα1.00.90.80.70.60.50.40.30.20.1Better0.0100100010000Frequency [Hz]Fig. 9 Acoustic Intensity DistributionNew Soft-topMaterialSample1Sample2Sample3Sample45.まとめ今回,ソフトトップに求められる商品性,信頼性を確保した上で,軽量化及び操作性向上を実現し,商品化することができた。しかし,これで満足することなく,今回得られた技術のフィードバックを基に初代から受け継いできたコンセプトを飛躍的に向上させるための活動を進めていく。その結果として,より多くの方々にオープンカーの爽快感を体験していただければと思う。6.おわりに今回のソフトトップ開発において,多大な協力をいただいた(株)東洋シート殿,西川ゴム工業(株)殿,(株)ニフコ殿,片山工業(株)殿,宮川化成工業(株)殿,(株)イノアックコーポレーション殿に,この紙面をお借りし,厚く御礼を申し上げます。■著者■松本浩一黒田将仁鯉渕達夫武田健二Same Range as Fig. 6Fig. 10 Interior Noise Improvement (1kHz)その結果,会話の伝わりやすさを数値化したArticulationIndexの7%向上を実現した(Fig. 11)。Articulation Index [%]Better7%Previous Soft-top New Soft-topFig. 11 Articulation Index(140km/h On-road)-153-