ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)Provision of information on right-turnvehicle at blind corner ahead (by V2T)マツダ技報Provision of information on tramapproaching out of the corner (by T2V)HUD screen imageWhen your car pausesat the intersectionWhen distance to thecar becomes shortInformation on tram approaching out ofthe corner (T2V)Electronic sound:“Pong”Voice information:“Approachingvehicle ahead on the right”When your car restartsafter a pauseWhen the car indicatesintension to turn rightAlert to tram approaching out of thecorner (V2T)Electronic sound:“Pong”Fig. 7 Example of Support Scenario駅)沿いで行った。また,実験に用いたマツダアテンザASV-5,路面電車をFig. 9に示す。実験では,それぞれの支援サービスについて実交通環境の中で設計どおりに機能・動作するか検証を行った。本章では,マツダアテンザASV-5に搭載した路面電車に対する支援サービス(Fig. 5)について結果を示す。4.1マツダアテンザASV-5の支援機能の検証実験では,4日間でのべ25回の試験走行を行った。今回の実験の目的は,アプリケーションの機能検証であるため,マツダアテンザASV-5,路面電車の走行開始タイミングをコントロールすることでアプリケーションが作動する状況を作り出し,データを収集した。(1)軌道横断時の路面電車接近の注意喚起Fig. 10に,軌道横断時に路面電車の接近を注意喚起する支援サービス(Fig. 5 (a))の機能検証の結果を示す。Fig. 10 (a)のグラフにおいて,緑色線は路面電車の位置(交差点までの距離)を,青色線はTTCを示す。Fig. 10(b)のグラフにおいて,橙色線と紫色線は,それぞれマツダアテンザASV-5の速度と位置(交差点までの距離)を示す。Fig. 10 (a), (b)のグラフにおいて,赤色線はマツダアテンザASV-5における路面電車接近の注意喚起支援のステータス(0:支援サービス終了,1:支援サービス起動中(接近路面電車なし),2:注意喚起起動中(接近路面電車あり))を示す。Fig. 10のグラフより,マツダアテンザASV-5が対象の交差点に接近した時点で,支援サービスがアクティベート状態(支援ステータス1)となり,路面電車が交差点に近づいた時点(路面電車の位置,もしくはTTCが所定の閾値を下回ったとき。掲載したデータでは路面電車の位置が50m以内となったとき)で注意喚起が開始された(支援ステータス2)ことが分かる。支援サービスは,路面電車が交差点に進入した時点で終了(支援ステータス0)したことが分かる。Fig. 8 Test AreaFig. 9 Mazda Atenza ASV-5 and Test TramOperation(2)右折時の路面電車接近の注意喚起Fig. 11に,右折時に後方からの路面電車の接近を注意-237-