ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)マツダ技報4.1シフトリンク機構小型MTは,T/M上部へ操作系機能部品をコンパクトに集約することで,従来5MT比約17%の軽量化を実現した。Fig. 5にシフトリンク機構の構造を示す。TopologyOptimizationOuter Shift LeverOuter Select LeverControl UnitFix of BasicFrameReflection ofProduction andNVH RequirementsFig. 6 Optimization of Case Shape by CAEShift Fork for 5Fig. 5 Shift Mechanism4.2ケース小型MTは,従来5MTのリヤカバーがある3分割ケース構造から,2分割構造へ変更した。更に既存SKYACTIV-MTのケース開発プロセスを進化・適用することで,従来5MT比,部品点数の削減と10%の軽量化を実現した。特に,ケースの基本骨格設計段階で,位相最適化の設計手法(2)を適用することで,狙いのギヤトレイン支持剛性を最小の重量で実現するケース基本形状やリブ配置等のケース骨格を造り込んだ。Fig. 6にケース形状の検討推移を,Fig. 7に従来ユニットとの重量比較を示す。th and 6 thShift Fork for 3 rd and 4 thShift Fork for 1 st and 2 ndCase weight [kg]-10%Rear coverTransmission caseClutch housingPrevious New Small MTFg. 7 Case Weight5.ユニット抵抗低減小型MTは,以下の主要施策により,従来5MT比23%の抵抗低減を図り,ベストインクラスとなる低抵抗化を実現した。Fig. 8にトルク容量に対するユニット損失トルクの比較を示す。Previous 5MTFig. 8 Transmission Loss Torque-35-