ブックタイトルマツダ技報 2015 No.32
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マツダ技報 2015 No.32
No.32(2015)マツダ技報S.P.L[dB(A)]GoodInterior NoiseApprox. 5dBPreviousNew Demio50 63 80 100 125 160 200 250 315 400 500 630 800 1k1/3Oct. frequency [Hz]Fig. 27 Sound Pressure Level at a Driver’s Ear5.おわりに新型デミオとCX-3の軽量ボデーシェル開発について報告した。新プロセス・新技術の開発は設計部門単独で成し遂げたものではなく,企画・デザイン・実研・他開発設計・生産技術及び製造部門とONE MAZDAで活動することにより達成することができたと考える。今後もお客様に共感していただけるよりよい商品を生み出していくため,ONE MAZDAでSKYACTIV-BODY技術を進化させていく所存である。4.8質量新型デミオは車両サイズが大きくなり各性能の大幅な向上を図ったにもかかわらず,先代デミオ比で10.2kgの軽量化を実現した。サイズや性能を同条件で合わせると,約16%(35.6kg)の軽量化に相当する。これらの軽量化は先に述べた新設計技術の適用により,成し遂げることができた。結果,先代デミオもBest In Classレベルの軽量化を実現していたが,新型デミオではBest In Classから更に8%以上の軽量化を実現した。スチール製のボデーとしてトップクラスを実現した(Fig. 28)。CX-3も新型デミオ同様にトップクラスの軽量化を実現した。参考文献( 1 )松岡秀典ほか:EuroCarBody2014 MAZDA2 ,pp.33-89(2014)■著者■松岡秀典山本裕士田代邦芳375375Body Weight Our Benchmark DataPainted BIW Weight(kg)350350325325300300275275250250225225200200175175CX‐3New DemioPrevious8% LighterAverage LineBest in Class Line宮本康史影山和宏山崎忠150 1504.54.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.5Length・Width Projected Area(m2 5.56.5 7.5 8.5)Fig. 28 Top-Level Light Weight Body質量効率を表すLight Weight Indexは先代デミオから26%向上させ,新型デミオでクラストップの3.0を実現している(Fig. 29)。CX-3では2.7を実現した。楢原隆志西村佳和阿部健藤谷駿介Fig. 29 Achievement of High Weight Efficiency-55-