ブックタイトルマツダ技報 2016 No.33

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マツダ技報 2016 No.33

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概要

マツダ技報 2016 No.33

No.33(2016)マツダ技報ィー構造を大幅に変更するフルモデルチェンジを行った。2003年には,排気系にDPF* 1を採用した新型ディーゼルエンジン(RF型ターボエンジン)を開発し搭載した。このDPF排気システムは,現在のSKYACTIV-Dにも採用しているが,その先駆け的存在である。2010年には,ガソリン車を従来エンジンに比べ,より高出力で環境性能にも優れた新型直列4気筒DOHC(L8型エンジン)に載せ替え,現在に至っている。*1:Diesel Particulate Filter;ディーゼルエンジンの排出ガスに含まれる粒子状物質であるPMを除去するフィルター。Fig. 2 Second Generation BONGO2.3 3代目ボンゴ1983.9~1983年には3代目ボンゴを発売。多様化する市場のニーズに対応する車種体系とするためにモデルチェンジした。この時に,より低い床面地上高(VAN),安価なメンテナンス費用,積雪時の走りやすさを求めるお客様の声に応えて,シングルタイヤシリーズを追加した。また,ボンゴの兄貴分にあたるボンゴブローニイも誕生させた。ブローニイは1~1.5トン積みをカバーする本格的な小型クラスで,多彩な車種バリエーションを誇り幅広い市場ニーズに応えた。3代目ボンゴは実に16年にもわたる長寿モデルとなるが,その間,待望の4WD車やAT車の追加で車種を充実,さらに電気自動車「ボンゴEV」の発売,OEM供給開始など,数多くの話題も提供した。3代目ボンゴは,バン・トラックの国内外仕様はもとより,一クラス上のボンゴブローニイを含めてマツダ商用車群としてカテゴリーを広げ,企画・設計・生産した。Fig. 4 Fourth Generation BONGO3.歴代ボンゴの“モノ造りの志”マツダは今,コーポレートビジョンに沿って「構造改革プラン」に取り組んでいる。<コーポレートビジョン>1.カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します。2.地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します。3.挑戦することを真剣に楽しみ,独創的な“道(どう)”を極め続けます。Fig. 3 Third Generation BONGO2.4 4代目ボンゴ1999.6~1999年には,走行性能や環境性能への社会的要求の高まりに対応し,エンジン制御システムの変更とともにボデマツダは,現在その実現に向けて色々な施策を行っているところであるが,ボンゴの“モノ造り”の歴史を振り返ると,その原型を見ることができる。まず,企画にあたっては,販売会社スタッフとともに開発担当者自らお客様のもとに出向き,時には運送会社様の配送業務時に同乗させてもらった。こうして集めたお客様の声を持ち寄り,お客様に喜ばれる車とは何かを販売最前線の営業スタッフとともに徹底的に議論した。また,歴代ボンゴの開発にあたっては,バンとトラック,0.75トン積-149-