ブックタイトルマツダ技報 2016 No.33

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マツダ技報 2016 No.33

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マツダ技報 2016 No.33

No.33(2016)マツダ技報Moist Area合における積算クーロン量と鋼鈑の板厚減少量の関係をFig. 11に示す。Fig. 8で見られたグループ化の傾向が改善しているのが分かる。Rear DoorWet AreaRoofTrunk LidACM sensor output (mA)0.250.20.150.10.050050100Thickness of water film (μm)Under CoverWheel HouseRear FrameFig. 9 Relation of the ACM Output and Thickness of WaterFig. 7 Location of ACM Sensors and ExposedThickness Reduction(mm)0.50.40.30.20.10Group A:Moist AreaR2 = 0.2185Group B:Wet Area0 100 200Integrated Coulomb (C/Year)Fig. 8 Relation of Coulomb and the Reduction ofSteel ThicknessThreshold Value (mA)Case AFig.10 Verification Image of the ThresholdTable 2TimeDataRemovedAreaCase BTimeDataRemovedAreaRelation of Verification Condition andSubstitution Valueその結果,水膜の厚さと,ACMセンサーの出力は比例の関係にあることが確認できた。一般的に,水膜が厚くなる雨天時(濡れ環境)よりも霧などの細かい水の粒子で薄い水膜形成する条件(湿り環境)で腐食は進行するといわれている(3)。次にTomashovモデルで湿り腐食と濡れ腐食の境界とされる水膜約50μm (4)との関係をみることにした。n=3のサンプルデータ平均値から得られた近似線とACMセンサー出力をみたところ濡れ量過大の境界は0.1mAにあることが分かり,これをしきい値とした(Fig. 9)。そこでACMセンサーの出力に対し「しきい値=0.1mA」とすることの妥当性について検証するため,しきい値を0.05mA,0.15mAおよび0.20mAとした場合の計算も合わせて行った。その時に,しきい値を超えた部分の出力値のみを取り除いたケースAとしきい値を超えた時間帯の出力値を全て取り除いたケースBについて分析した(Fig.10)。その結果,しきい値は0.1mAでケースBの場合が最も良い相関が得られたことから,ACMセンサー出力値における濡れと湿りの境界値0.1mAは妥当と判断した(Table 2)。このしきい値:0.1mAでケースBとした場Thickness Reduction(mm)ば,0.60.40.20Over 0.1mA⇒0mAR2 = 0.7010 20 40 60 80Integrated Coulomb(C)Fig. 11 Relation of Coulomb and the Reduction ofSteel Thickness (with Data Revision)-75-