マツダ技報 2017 No.34
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t 05 o)i i05 tOi05 tSitI (505 -147- it rebF( llill lrotcaFnoaneir Fig. 5 Relationship between Content of MAH-PP and )aPMhgnertSesneT raehS)aPMedoMnosyT-yhgnertacafreneK yb0Content of MAH-PP (wt%)mmegarevA( htgneL rebF f thgeWNo.34(2017) 3.1 引張試験結果 MAH-PPの添加量及びGF表面処理の異なるGFPP射出成形品の引張強度をFig. 3に示す。表面処理の違いは引張強度に影響していないが,MAH-PPを樹脂に対して5wt%添加した成形品の強度はMAH-PPを添加していない成形品に比べて約15%向上した。一方,MAH-PPを5wt%から10wt%にすると引張強度の向上は約5%であり,MAH-PPの増加に伴い引張強度の上昇率は小さくなる傾向となった。 3.2 繊維長測定結果及び配向係数導出結果 Fig. 4に各成形品中の繊維長の測定結果を,Fig. 5に配向係数導出結果を示す。GF表面処理の違い,MAH-PPの添加の有無によって大きな差はないが,MAH-PPを添加することで,わずかに繊維長が短くなり,配向係数がマツダ技報 低くなっていることが確認できた。この原因として,材料の溶融粘度の変化により混練及び射出時のせん断応力や流動が変化した影響などが推察される。 2原子間に作用するポテンシャル(位置エネルギー)をU(r)とすると,一方の原子が他方の原子から受ける力は(5)式で表され,(4)式に代入して方程式を解くことで,原子の座標,速度,荷重等の情報を得ることができる。 原子間に作用するポテンシャルを経験的な簡単な式で3.3 界面強度評価結果 Fig. 6にKelly-Tysonのモデル式を用いて求めた界面せん断強度を示す。表面処理による差はほとんどないが,MAH-PPの添加により,成形品の繊維樹脂界面せん断強度はMAH-PPを添加しないものに比べて明らかに向上しているという結果が得られた。また,MAH-PPの添加量が多くなるほど界面せん断強度が高くなる傾向となった。 4.1 分子動力学の概要 分子動力学法は原子を質量mの質点として,(4)式に示すNewtonの運動方程式で原子の運動を計算する手法である。 4035302520151050Treatment AContent of MAH-PP (wt%)Fig. 3 Effect of MAH-PP Content and GF Surface Treatment Types on Tensile Strength 0.70.60.50.40.30.20.10.0Treatment AFig. 4 Relationship between Content of MAH-PP and Weight Average of Fiber Length Treatment B10Treatment BMAH-PP Content(%)1.00.80.60.40.20.0Fig. 6 Effect of MAH-PP Content on Interfacial Shear Strength Obtained by Kelly-Tyson Model 10Treatment AMAH-PPContent(%)Fiber Orientation Factor 20Treatment A1510Treatment B10Treatment B103. 実験結果 4. 計算方法 ■■■■■ (4) ■■■■■■■ (5) ■■-

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