マツダ技報 2017 No.34
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noitisoPeca l [ [ o 62-F52-F42-F32-F22-F12-F02-F91-F81-F71-F61-F51-F41-F31-F21-F11-F01-F90-F80-F70-F60-F50-F40-F30-F20-F10-F ]it ]sWitBdnofruSaeS2_rotcaFytivitisneS◇; Spec_1○; Spec_2△; Spec_3□; Spec_4oitaRNSpmusnoCaR rewoPNS 率 -67- 0.8% improved Base Spec_1 Spec_2 Spec_3 Spec_40.4% worsenedworsened 4.7% improved Fig. 8 Factor Effect Diagram Fig. 9 Confirmation Experiment Result 1.1%BaseAssembling Reference Hole for BracketFig. 6 Position Energy and Force Balancing StabilitySensitivityFactor_1 Standard Fig. 7 Control Factor worsened 8.0%4.3% worsenedworsened Spec_1Spec_2 Spec_3 Spec_412.9% 12.2%improvedマツダ技報 ルギー変換を決定する因子と,ブラケットの組み付け基準穴位置から分割されたルーフを組み付けるリンク側の組み付け基準位置への位置エネルギー変換を決定する因子の共通項となるブラケットの加工基準穴位置から組み付け基準穴位置までの距離を制御因子として設定した(Fig. 7)。 この中で,ブラケットを生産する二次サプライヤーが実測し管理可能な制御因子の中から交互作用のない組み合わせを探し出し,26因子3水準となる直交表L54に割当て,机上で直交実験を実施した(Fig. 8)。結果,電気エネルギーからルーフの位置エネルギーへのエネルギー変換は,効率を高めると安定性が損なわれることが分かった。安定性を優先したいとの設計意図があるため,要因効果図(Fig. 8)を参考に効率の悪化率を最小限とし安定性を最大限改善できそうな組み合わせを抽出し,確認実験を行った(Fig. 9)。結果,ブラケットの加工基準穴位置から組み付け基準穴位置までの距離によって効率と安定性を配分可能であることが分かり,設計意図に準じた設計のセンター値が決定可能となった。 No.34(2017) 4.6 評価対象①の評価方法と評価結果 電気エネルギーからルーフの位置エネルギーへのエネ
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