マツダ技報 2018 No.35
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-44- -42- (1)木村隆之ほか:SKYACTIV-ボディ,マツダ技報,(3)小平剛央ほか:複数性能を扱う車体構造最適化手法の開発,マツダ技報,No.29,pp.104-109(2011)からロードパス上で寄与度が高い部品を抽出し,材質グレードを上げることで機能量を増やした(Fig. 12) 。 新型CX-8は,直近モデルまでに蓄積してきたマツダの技術・知見を総動員し作りあげた商品である。お客様が心から運転と会話を楽しみ,安全と安心を感じながら,疲れずどこまでも行ける,そんな車を実現することができたと確信している。これらの成果は企画・デザイン・設計・実研・生産技術及び製造部門,そしてサプライヤー様がONE MAZDAで活動した結果,成し遂げることができたものと考える。今後も更に技術を進化させ,お客様に選び続けていただける商品の開発に邁進する所存である。■著 者■髙橋 礼倫Optimize Thickness and Shape Fig. 12 Optimize Example Load Path Optimize Material 参考文献 マツダ技報No.29,pp.61-67(2011)(2)吉武晃司ほか:新型CX-9の軽量・高剛性ボディー シェル,マツダ技報,No.33,pp.44-49(2016) 楢原 隆志No.35(2018)7.おわりに

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