マツダ技報 2018 No.35
90/149

-83- (1)(2)(3)兼為ほか:新型ロードスターのパフォーマンスExpansion Gas-Flow Area Gas-Flow Area Fig. 14 Concept of Main Muffler for AT and MT Fig. 15 Gas Flow in Main Muffler ResonatorAdsorption/Resonance ResonatorExpansionAdsorption/Resonance ResonatorNo.35(2018) MT AT Expansion マツダ技報参考文献の流れをコントロールすることで,ねらいの排気サウンドを得ながらも,低圧損となる理想の構造を得た (Fig. 15)。 ロードスター専用の新開発SKYACTIV-G 2.0の主な採用技術について紹介した。紹介した以外にも吸排気系,動弁系,冷却系など専用部品を新設計し,あらゆるシーンでいつでも走りが楽しめるエンジンに仕上げることができた。新型エンジンを搭載したロードスターに込めた「走る歓び」の思いをより多くの方々感じていただき,一人でも多くの方に人生の輝きが届けられたら幸いで ある。 中山ほか:ロードスターRFの紹介,マツダ技報,No. 34,pp.47-51 (2017)星野ほか:新型ロードスターのエンジン技術,マツダ技報,No.32,pp.124-127(2015)フィール,マツダ技報,No.32,pp.114-118(2015)■著者■村中 宏彰朝倉 浩之迫川 茂博鈴木 陽平志村 直紀小池 和哉4.おわりに

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る