マツダ技報 2019 No.36
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itratser t lgnengneeveesoN ial i (ISG appearance) (1)燃費への貢献 -75- ISGはこれらの機能を活用して車両の燃費,ドライバSpecification 5.1kw 48.5Nm 130A φ158 182 Air cooling Noise level (by starter) Noise level (by ISG) Time ②高効率発電の実現 電効率向上を実現している。 ③モータアシスト 加速時のモータアシスト等のさまざまなISGの駆動機能を織り込み,エンジン・トランスミッションと協調することで最適なエネルギー効率を実現している。 ク実行精度向上と高トルク化を実現している。その結果,従来のスタータと比較して短時間でのエンジン再始動や,シフトアップ時のショック低減制御を実現し,スムースな車両発進,変速を実現している。また,ベルト伝達を用いてISGの再始動トルクをエンジンに伝達することで,従来スタータがトルクを出せなかった高回転までトルクを出し,エンジン再始動時のエンジン振動を低減している。加えて,スタータを用いたエンジン再始動の場合に発生する歯車の嵌合音が無くなり,20dB以上のノイズ低減を実現している(Fig. 10)。 機能に制約をかける必要があり,上述のモータアシスト等の機能を実現できなくなる。ISG機能をより安定的に,より広範囲で実現するために,ISGのサーマルマネジメントが非常に重要である。そのために,下記2項目の対応を実施している。 ①エンジン吸気側,車両前側にISGを搭載することでエンジンからの熱を受けにくくしている。エンジン排気側への搭載に比べて雰囲気温度を10℃以上低減している。 ②正弦波PWM制御の採用により駆動トルク精度・電流精度を向上させることで,電流によるジュール熱の発生を抑制し,ISG内部の温度上昇を抑制した。 CoM及びCoM時の電源保証を実現している。 MOS-FEを用いた同期整流発電の採用により,発(2)ドライバビリティへの貢献 24V電源の活用と正弦波PWM制御の採用により,トルbetter Fig. 10 Noise Level at Engine Restarting (3)信頼性の確保 ISGが温度上昇した場合には,部品保護のためにISG4.2 ISG 新型MAZDA3 M Hybridではベルトを用いてエンジン(Table 2) Table 2 ISG Specification Max. output power (Motoring) @21.6V Max. output torque (Motoring) @21.6V Nominal output current (Generating) @24.0V Motor Diameter ISG total length Cooling method ①CoM(Change of Mind:燃料停止~エンジン停止マツダ技報 No.36(2019) にトルクを伝達するISGを採用している。従来のオルタネータの構造をベースとして,電流制御回路部をインバータに変更することで,発電機能に加えて駆動機能を実現している。ISGの主要SPECは下記のとおり。ビリティの向上に貢献している。 下記三つの機能を実現することで車両の燃費向上に貢献している。 までの間のエンジン再始動)の実現 ベルト伝達方式を採用することにより,車が停車するよりも前の減速中からエンジンを停止することで,燃料消費量を低減する機能を実現している。また,正弦波PWM制御を採用することで駆動時の消費電流を低減し,電流精度を向上させることで,

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