マツダ技報 2019 No.36
91/321

-82- 4. おわりに 参考文献 Fig. 10 Rear Frame Structure 3.3 軽量化 新型MAZDA3のボディーは,ダイナミクス性能や衝突SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREを更に進化さ(1) 木村隆之ほか:SKYACTIV-ボディ,マツダ技報, No.29,pp.61-67 (2011) ■著 者■ 佐藤 健一 後藤 英貴 川野 晃寛 亀井 丈広 安全性能を大幅に向上させながら,さきに述べた構造適正化や減衰機能をもたせた接着剤の採用,また超高張力鋼板の使用比率アップによって,先代モデルと質量同等で大きな機能進化を実現した。 新型MAZDA3はこれまでのSKYACTIV-BODYの技術進化を取り入れながら機能進化を実現し,先代モデルから商品力を飛躍的に進化させることに成功した。この成果は企画やデザインをはじめ,関連部門と高い志を共有し,六位一体(開発・生産・購買・品質・物流・サプライヤー)で活動しモノ造り革新を進めた結果である。今後もお客様の期待を上回り,喜んで頂けるようせ,魅力ある商品開発に尽力していく所存である。 マツダ技報 No.36(2019) 中内 繁 田中 潤一

元のページ  ../index.html#91

このブックを見る