マツダ技報 2022 No.39
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松田 隆臣 山根 貴和 (1) 平野文美ほか :ソウルレッドクリスタルメタリックの開発,マツダ技報,No.34,pp.87-92(2017)(2) 篠田雅史ほか : VOCとCO2を同時削減する新塗装技術「アクアテック塗装」,自動車技術,Vol.70,pp.77-82(2016)―144―Fig. 18 Metallic Texture of Rhodium White Premium Metallic このように,開発ターゲットとした,➀白くなめらか,➁緻密な金属質感,➂艶やかな潤いを達成することができた。また,これまでの高意匠カラーと同様に塗膜数を増やすことなく,他色と同じ生産工程で意匠性と環境性能を両立させることができている。5. おわりに これまで培ってきた「TAKUMINURIカラー開発プロセス」に新規開発したシミュレーション技術を取り入れ,社内外の関係者が課題解決の共創活動を行ったことにより,デザイナーのイメージをそのままに,従来にない質感のカラーを市場導入できた。今後もさまざまな技術課題に取り組むことで技術レベルを引き上げながら,お客様に感動していただける新しい意匠性のカラーを継続的に開発していく。 最後に,ロジウムホワイトプレミアムメタリックの開発にご協力いただいたサプライヤー,関係者の皆様に感謝の意を表したい。参考文献岡本 圭一 平野 文美■著 者■藤本 智宏

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