マツダ技報 2022 No.39
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aPMedutilpma ssert S High 野畑 俊也 長野 隼門 (1) 内藤純也ほか:ホットスタンプ部品の曲げ圧壊挙動と鋼材の機械的特性との相関,神戸製鋼技報,Vol.66,No.2,pp.69-75(2017)―157―4. おわりにQuality goods area Low Low Amplitude by control factor and error factorFatigue limit Average stress MPaHigh Fig. 16 Clinching Point Fatigue Strength at 10^7 Cycles参考文献河野 弘和 椎野 和幸 証できた(Fig. 16)。これにより,お客様のあらゆる車の使用方法に対する機能保証ができていることが確認でき,同時に本取り組みにより動力伝達部品へ適用可能な結合工法の手の内化と,信頼性保証プロセスを構築できた。 以上の取り組みから,長尺アルミクラッチドラムAssyにおいて,環境負荷(△2.7kg-CO2/unit)を抑えたものづくりに挑戦し,量産を実現した。これらの活動の成果により,“理想のペダルワークスペース”やNVH性能向上による走る歓び,優れた環境性能の向上に貢献できた。今後も,カーボンニュートラルへの貢献と,“人馬一体”の走りを提供し続けるため,更なる技術革新への挑戦を続けていく。 アルミクラッチドラムに対する,アルミ合金材の材質選定,評価,試験方法に関して,ご協力いただいた(株)神戸製鋼所様,及びカシメ結合のツール選定,条件設定,基礎評価実施に関して,ご協力,ご支援いただいたトックスプレソテクニック(株)様に謝意を表する。■著 者■田中 雄幸新家 泰平

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