(1995) (6) 丹羽俊之,飯塚直子,仲村岳,弓削康平:薄肉鋼構造衝突部材への非線形トポロジー最適設計の適用,自動車技術会論文集,Vol.44,No.5,pp. 1249-1254(2013) (7) 津金澤洋平,小林薫,弓削康平:薄肉構造の衝突最適設計(続報)-荷重変位曲線に対する最適化-,計算工学講演会論文集,Vol.12,pp.185-188(2007) (8) Z.D. Ma, N. Kikuchi, and I. Hagiwara: Structural ―204―4. おわりにtopologies in structural design using a homogenization method, Computer Methods in Applied Mechanics and Engineering, Vol.71, No.2, pp.197-224 (1988)Methods, And Applications, Springer, 2003.structure subjected to a plastic deformation, Structural optimization, Vol.10, No.3, pp.197-208 topology and shape optimization for a frequency response problem, Computational Mechanics, Vol.13, No.3, pp.157-174 (1993) (9) 境野勇作,弓削康平,梅津康義:汎用動的解析プログラムを用いた衝突部材のトポロジー最適設計, 計算工学講演会論文集,Vol.15,No.1,pp.313-316(2010)(10) K. Suzuki, and N. Kikuchi: A homogenization method for shape and topology optimization, Fig. 10 Load-displacement Curve before and after Fig. 11に最適化前後の加振点応答の変化を示す。これらから,最適化により高密度なトラス状の骨格構造になることによって,車体剛性やNVHの性能が向上したことがわかる。Fig. 11 Frequency Response of NVH Cases before and after OptimizationOptimization参考文献 本稿では,2章で線形(静剛性,動剛性)と非線形(動的)現象の同時最適化が可能なトポロジー最適化手法を開発し,剛性・衝突・NVH性能を同時に満たす構造検討手法を示した。3章では本手法を用いて,車体モデルでのトポロジー最適化を行い,高密度なトラス状の車体骨格構造が導出した。目的関数も十分に収束し正常に最適化が進行し,剛性・衝突・NVH性能を同時に満たすトポロジー形状を得ることができることを示した。 本手法により軽量化と性能を両立できる車体構造を設計することが可能になる。今後も高性能な魅力ある商品をお客様に届けるため,技術研鑽に努めていく。 (1) M.P. Bendsøe, and N. Kikuchi: Generating optimal (2) M.P. Bendsøe, Topology Optimization: Theory, (3) 藤井大地,パソコンで解く構造デザイン,丸善,(2002) (4) 西脇眞二,泉井一浩,菊池昇:トポロジー最適化(計算力学レクチャーコース),一般社団法人日本計算工学会(編),丸善出版(2013) (5) K. Yuge, and N. Kikuchi: Optimization of a frame
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