田中 繁弘 今村 泰理 CX60の回生協調ブレーキは,各国の燃費規制対応だけでなく,市場環境での実用燃費についてもねらいとする減速エネルギーを回収できるシステムとなった。また,今回初めてAWD制御との協調制御を構築し,高い人馬一体感とAWDならではの安心感のある走りを実現した。今後,電動化や環境規制強化による,更なる減速エネルギーの回収量増加が想定され,車両ダイナミクス制御との連携が重要になると考えられる。電動化領域が拡大する中でもマツダらしい走りを提供できる車を目指していく。―77―5. おわりにFig. 7 Threshold Surface of Tire Slip■著 者■参考文献(1) 森本ほか:新型MAZDA3 M Hybrid技術,マツダ技報,No.36,pp.66-70(2019)(2) 池見ほか:新型MAZDA3のブレーキフィールの開発,マツダ技報,No.36,pp.107-112(2019)梅津 大輔丹後 佑太 吉田 琢
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