―169―DEAを搭載する「MAZDA CX60」2022~2023 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー受賞テーマ:ドライバーサポートと緊急時対応の技術:マツダ CX60 概要: 赤外線付きカメラでドライバーを見守り,閉眼状態等による眠気・居眠り検知,姿勢や頭部位置の変化等により体調急変を高い精度で検出する「ドライバー・モニタリング」,心臓,脳の血管,てんかんなど脳神経や低血糖等の疾患による意識喪失に対して,ドライバーの運転が継続できないと判断した場合にクルマが自動で減速停止し,緊急通報まで繋げる先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA)」,安全な運転や衝突時の乗員被害の軽減に繋がる自動ドライビングポジションガイドにより,シート・ステアリング・アウターミラーなどを自動で調整し,推奨するドライビングポジションに誰でも簡単に合わせられるようサポートする「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」が評価されました。SKYACTIVXを実現する燃焼技術新世代ガソリンエンジン「SKYACTIVX」ドライバー・パーソナライゼーション・ システムマツダ技報:No.36(2019)pp.24-31マツダ技報:No.39(2022)pp.109-115CX60 ドライバー異常時対応システムの開発No.39(2022)pp.116-121CX60 ドライバー・パーソナライゼーション・システムの紹介令和4年度 全国発明表彰 日本弁理士会会長賞受賞テーマ:火花点火制御圧縮着火エンジン技術の発明(特許第6262164号) 受賞者:松本 浩太,漆原 友則,井上 淳,河合 佑介,宮本 亨,神代 雄大 概要: 火花点火燃焼の火炎球によって,ガソリンエンジンでありながらディーゼルエンジンのような圧縮着火燃焼を制御する火花点火制御圧縮着火燃焼(SPCCI)方式の燃焼制御技術です。量産ガソリンエンジンとしては世界初の技術であり,走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を実現する技術として高く評価されています。
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