マツダ技報2023
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坪井 涼介 小島 仁志  8C型ローター素材ばらつきの極小化を究め,素材工程で管理が難しかったアンバランスにおいて,鋳造する前に予測する技術を作り上げ,それを活用することで新たな対策やタイムリーで確度の高い管理の実現につなげた。このようなモデルベースと実生産の融合は特に鋳造工程で有効であり,次世代部品の量産準備に向け,今後も新しい目つきで挑戦する。(1) 神原ほか:ロータリーエンジンの構造と歴史,マツ(2) 八島ほか:シェルモールド法による鋳物の寸法誤差,―83―Table 3 Result of Mass ProductionImbalance (g・mm)16752393Target levelStandard levelCpkOpposite gear-sideGear-side1.802.841.432.328. 終わりに刀祢 英男 曽根 雅治山光 一央 髙垣 真人ダ技報,No. 21,pp.3-10(2003)鋳物,第56巻,第9号,pp.47-50(1984)■著 者■参考文献

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