1（）2（）（3（4（5（，（）（），））3）），，3）6（7（，（））8（8］――，，9（1（，）（（マツダ技報No.41（2025） 4. まとめFig. 10Application of the Model to Tubular Bioreactors また，微細藻類の培養から燃料製造までを扱う一貫プロセスモデルについては，エネルギー収支比，率の計算も可能な基盤となるモデルが構築できており2.Fig. 11），これは前述の「でコスト導出に用いたものである。 今後，モデルを活用しスケールアップしても油脂生産性が維持できる培養システムを構築し研究を加速させるとともに，屋外大規模培養による微細藻類バイオ燃料生産に対応した製造プロセスモデルを構築し，精度の高いモデル推定を用いた微細藻類バイオ燃料の普及シナリオ構築を進めていく。Fig. 11Integrated Process Model 内燃機関搭載車のカーボンニュートラル化実現のため，藻類バイオ燃料の研究開発を産学連携で進めている。普及に向けた課題は製造コストであり，削減に向け油脂生産効率の向上に取り組んでいる。油脂生産性向上に向け，遺伝子改変により油脂蓄積能力を高めた高性能株の創出と，そのポテンシャルを最大限引き出す培養条件制御研究に取り組んでおり，高性能株の創出ではゲノム編集技術の応用で遺伝子組換えに該当しない高性能藻類の創出に成功した。この高性能藻類に対して培養条件の検討を行った結果，屋内培養（による油脂生産効率のおよそを達成した。 また，高生産性培養に用いる栄養塩について，マツダ工場排水で置換できる技術を構築した。微細藻類バイオCO2排出量低減への貢献に加え，排CO2排出量削減にも貢献しうる技術として実HVOを利用可能にする取り組み，pp.112-118No.41MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio エンジンの紹介，マツダ技報，202520122017Vol.59No.12510巻， T. Kurita et al.: Genome editing with removable ）2022Cleve参考文献SKYACTIV-D 3.3微細藻類バイオ燃料の課題」5L）で，一般的な微細藻類培養g/L/day倍となる0.22 ［燃料のコスト削減・水処理時の用化に向けた検討を進める。 更に，マツダが自動車開発に用いているモデルベース開発技術の考え方について，微細藻類バイオ燃料研究への適用を進めており，培養から燃料製造までを机上検討できるモデル基盤が構築できつつある。今後，これらを活用し微細藻類バイオ燃料の市場普及に向け研究を加速していく。福田ほか：ディーゼル燃料マツダ技報，削減CO2山内ほか：conceptpp.119-125資源エネルギー庁：令和る年次報告（エネルギー白書藻類産業創成コンソーシアム：農山漁村における走塁バイオマスファームの事業化可能性調査報告書（ T. Nobusawa et al.: Differently ）lysophosphatidic acid acyltransferases crucial for triacylglycerol biosynthesis in the oleaginous alga Nannochloropsis, The Plant Journal547-559村上博紀，太田啓之：藻類の栄養欠乏における脂質蓄積の分子メカニズムと有用脂質生産，化学と2021生物，環境省自然環境局長通知：ゲノム編集技術の利用により得られた生物であってカルタヘナ法に規定された「遺伝子組換え生物等」に該当しない生物の取扱いについて T. Kurita et al.: Efficient and multiplexable genome ）editing using Platinum TALENs in oleaginous microalga, Nannochloropsis oceanica NIES-2145, GENES TO CELLSTALEN vectors harboring a yeast centromere and autonomous replication sequence in oleaginous microalga, Scientific Reports号， R. R. L. Guillard, J. H. Ryther: Studies of marine ）10planktonic diatoms. I. Cyclotella nana Hustedt, and Detonula confervacea Microbiol., 8, 229-239, 1962110において次世代バイオ2025No.41年度エネルギーに関す2022localized 90巻，号，695-7022020号，1512巻， 2480 Gran, Can. J. ）
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