2.2 インテリアの進化 インテリアにおいても細部にわたるデザイン進化を施した。 マツダコネクトの刷新に伴いセンターディスプレイをインチからのないフレームレス構造の採用により視認性・利便性を大幅に向上させた。スピードメーター/タコメーターの文字盤はフラットな漆黒パネルとシャープな針に刷新することで視認性を向上させた。左側シリンダーはデジタルカラー表示により美しさと視認性を向上させるとともLEDMAZDA Radar Cruise Control (り利便性の高いドライビングを提供する。ルームミラーはフレームレスに変更され黒縁のないすっきりとした視界を実現した。Fig. 32.3 新外板色 新たなボディーカラーとしてエアログレーメタリックを追加。ソリッドカラーのようなモダンさとメタリックカラーならではの陰影感をバランスさせている。スムーズに勢いよく流れる空気をイメージしており,モダンさインと軽快感を併せもつ現代的なスポーティカラーである。インチホ154Fig. 217/16 inch Alloy Wheelインチに拡大させるとともに黒縁8.88.8 inch Display, Speed Meter, Room MirrorエアログレーメタリックFig. 4Aero Gray Metallic ColorMRCC)」の追加によた内外装の基本造形はそのままに機能的進化とアピアランス向上をねらう。今後も末永く愛されるべくユーザーの期待に寄り添いながらロードスターらしさに磨きをかMore Roadsterけるため開発に取り組んだ。2.1 エクステリアの進化 電気系プラットフォームの刷新に伴いヘッドランプ/LEDリアコンビランプのフル行った。ヘッドランプの瞳のような表情はそのままに,デイライトで筒体を挟み込み隈取りのような表情をもたせた。これにより精悍さと軽快感あるライトウェイトスポーツカーらしさを表現している。デイライトランプのLED外側部分はバイ・り替わる。リアコンビランプは伝統的な丸目のモチーフを用いながら立体感をつけることでモダンかつ洗練されたデザインへと進化させた。ジェットエンジンのアフターバーナーから発想した奥行き感のある筒体は強力な発光拡散が感じられるデザインとなっている。ヘッドランプ/リアコンビランプともに全ての光源をLED化したためシャープで均質な面発光となり美しい現代的な光を手に入れた。Fig. 1Head Lamp, Rear Combi Lamp代目以降アルミホイールは大径/小径(チ)を同一デザインとしてきたが,今回の改良に伴いサイズごとに最適なデザインを与えた。大径イールはブラックメタリック塗装に切削処理を施し,華やかで大きく見えるデザインとすることでエレガントなROADSTER RFとの最適なマッチングをねらった。小径インチホイールは機能性と軽さを重視しており,軽快16なパフォーマンスを感じるデザインとした。どちらのホイールも中心からストレートに外へ向かう構成とし,車軸からタイヤにダイレクトに動力を伝えることをイメージしており,スポーツカーらしいピュアな機能美へと昇華させている。をスローガンとしてデザイン「」7のに「4――マツダ技報No.41(2025) 化とデザイン変更を同時にとなっておりターンランプへと切17/1617
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