3. 先進安全技術/コネクティッド技術の進化2.4 新カラーコーディネーション 新たなグレードとしてを設定。現行型では初となるベージュ幌とスポーツタン内装を組み合わせ,往年のロードスターを彷彿させるヴィンテージライクな装いとした。シートのスポーツタン革は上質なナッパレザーを採用し,浅めのシボによる滑らかで上質なタッチとした。これまでの樹脂製センターコンソールには新たにスポーツタンの表皮を巻くことでアームレストに快適性と華やかな上質さを与えている。アルミホイールは大径/小径ともに上質感のある高輝度シルバー塗装を組み合わせた。全体をクラシカルで上品な装いにすることでゆったりとドライブや旅を楽しめるような大人のロードスターに仕立て上げた。Fig. 5S Leather Package V Selection 安全・快適にお客様にロードスターへ乗っていただくための先進安全技術やコネクティッド技術を進化させた。3.1 安全装備の拡充 高速道路で先行車を検知し,設定した速度での定速走行や車間距離を一定に保って追従走行することで,ドライバーの負担を軽減する,用した。他のマツダ車と比較して,フロントカメラやレーダーセンサーの搭載位置が低く,センシングが難しATい車両だが,同等のセンシング性能を確保した。また車だけでなく車にもMTルやブレーキをシステムで操作しつつ,ドライバーの変速操作と協調する制御を実現した。Meter Display Example of MRCCSmart Brake Support 以下での後進時に周辺車両を検知する後退時Fig. 7Front Radar Sensor「」(――マツダ技報No.41(2025) Fig. 6 また,自転車も含めて検知して衝突被害軽減ブレーキをかける「15km/hも新たに採用し,日常のコンビニなどへの駐車シーンから,高速で遠出を楽しむシーンまで,さまざまなシーンでより安全にロードスターを楽しんでいただけるようにした。デザイン性を重視しながらめ,他車種では車両中央に設定しているフロントレーダーセンサー位置を,フロントバンパーグリル内へ設置した。オフセット配置ながら十分な性能を確保している。3.2 新世代マツダコネクトの採用 快適なドライブをサポートするためマツダコネクトも進化させた。インパネセンターにディスプレーを搭載。ディスプレーのワイド化に伴い画面の縁を極力狭くすることで前方視界を確保しながら,エアバッグ作動時の干渉をさけるため,向きや前後位置を細かく調整して配置した。このディスプレーのワイド化を活かして,表示デザインの進化と,ユーザビリティを改善している。ロードスターらしくコンパクトでありながらも,正確かつ容易に情報確認と操作ができるようになった。155SBS)」に加え,約SBSを実現するたMRCCインチのセンター8.8S Leatehr Package V SelectionMRCCをロードスターに初採を開発しており,アクセMRCC
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