マツダ技報2025
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※。1声※※。に1)(2)())(――マツダ技報No.41(2025)      (ツダコネクトのシステム構成Alexa1,その他にもさまざまな自分好3. システム構成と動作シーケンスFig. 13.2 動作シーケンス3.1節で紹介した各ユニットの動作シーケンスをに示す。ここでは,最も多くのユニットが関わるユースケースであるエアコンの操作について記載している。CMU ユーザーが発話した音声は,マイクを通じて到達する。マートフォンを経由して,インターネットに接続し,インターネット上でユーザーの音声を解析する。その結果,ユーザーへのフィードバックデータとユーザーの意図データをデータは,ドバックとして再生される。一方でユーザーの意図データについては,意図に従った動作をエアコンの操作においては,Alexa号を送信し,の動作を変更する。Wi-FiクラConnectivity Master 166Mazda Connect System DiagramCMUは車載通信機もしくはに送信する。ユーザーのフィードバックCMUCMUAMPからを通じて,CMUは受け取った信号に応じてエアコンIP-ESUFig. 2Operation SequenceFig. 2 Wi-Fi接続したスAlexaの音声フィーで実現する。CMUIP-ESUからへ操作信インコンテンツに音声でアクセスすることを可能にすることで,クルマの外とのつながりをより進化させたその他にも,ユーザーがボタン操作することなく「アレAlexaクサ」と発話するだけでアップワード機能をマツダとして初めて搭載し,普段音を使用するときと同様のユーザー体験を実現するこAIとで,迷いなく操作することを可能とした。 二つ目のねらいは,クルマの中と外の体験をシームレスにつなげることである。日頃ユーザーは,クルマの中でも,クルマの外と同じように3Alexaを使うことができる連携設定が可能でありみの設定を行うことが可能であるが,ユーザーが自分のAmazonアカウントでログインするだけで,いつもの設定ですぐにを利用することができることも大きなAlexa利点である。例えば,家の家電の操作を可能にする設定を行っている場合は,Alexaクルマのでも同様に利用可能になる。3.1 システム構成 マツダコネクトのシステム構成をの搭載に関して専用ハードウェアの追加を必要とすることなく実現したため,マツダ技報に関連するユニットについて詳細に記載する。 ユーザーの音声を収音し,バックを再生するのは,マイク(Amplifier)がそれぞれ行う。また,インターネットへの接TCU: Telematics Communication 続経路は,車載通信機(UnitWi-Fi)経由と,等のテザリングデバイス経由のによる通信を利用する場合,ユーザーは追加でデバイスを用意する必要なく,Alexaとができる。一方,可能とするため,大容量データ通信が可能なイアント機能を新規開発し,Unitからテザリングデバイス経由でのインターネット通信も可能としている。Alexaによりエアコン・シートヒーター・シートベンチレーション・ステアリングヒーターの操作を行う場合IP-ESU Body Control ModuleBCM は,Instrument Panel-Electric Supply Unitこれまではマツダコネクトからこれらの操作を行う機能がなかったが,Alexa作を可能とした(4.3を起動できるウェイクを利用しているAlexaAlexaは外部サービスとのAlexaのスマートホーム機能にてFig. 1に示す。No.36にて紹介したマから変更はない。今回,Alexaによる音声フィードMicrophone)とアンプ接続したユーザーのスマートフォンつがある。車載通信機の一部の機能を利用するこAlexaを幅広いユースケースで利用CMU (を経由して,との通信を行う。搭載に際して新規開発を行い,操節参照)。

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