の,()1(の敬――マツダ技報No.41(2025) 4. おわりに10参考文献Red Small Group 3.0L, Blue Large Group 4.8L年以上の年月が経過したが,を初めとするLargeMAZDA3 サウンドシステムの開発,2019No.36pp.119-124功二片岡愉樹平尾幸樹Fig. 8 以上,最初の構想からCX-60ようやくステムで日の目を見ることができた。低音は音楽に深みと豊かさを与え,低音域がしっかりと再生されることで,音楽全体がより立体的でダイナミックに感じられる。これにより,音楽の細部まで感じ取ることができ,より感動的な体験を得ることが可能となる。更に,音楽の空間感を創出し,低音域が適切に再生されることで,音楽が広がりをもち,まるでコンサートホールやライブ会場にいるかのような臨場感を感じることができる。これにより,音楽鑑賞の体験がよりリアルで没入感のあるものとなる。このような体験を通じて,お客様に喜んでいただける音響性能の更なる向上に取り組んでいく。)六浦ほか:新型マツダ技報,■著 者■若松池田BOXで示171Fig. 5Installation of Cowl Side Holes and Box カウルサイドのBOXで衝突時のシミュレーションにおいてもとして機能し,変形を抑制することが確認された(6BOXを深絞り成型とすることで,スピーカー)。更に,としての容量も確保することができた。BOXFig. 6Top View of Cowl SideBOXの設計においては,前側を樹脂BOX体構造としたとし,二つを組み合わせることで容量の拡大を図った。樹脂ネスの通り道を確保しつつ,フロア面まで可能な限り容量を確保する構造とした。一方,車体構造側では,外板側に大きく深絞り成型させることで容量を確保する構造とした。ハイテン材を深絞り成型させる際に樹脂面との接触部分にシワができるため,できるだけシワができないように押し込むスピードを調整し,樹脂側では多少のシワによる空気漏れがないようにウレタンの素材を厳選して対応した。これらの対応により,カウルサイドの容量は3.0L4.8Lからに拡大することができた(Fig. 7Change in BOX Structure from Small Group to このような経緯を踏まえて完成したカウルサイドFig. 2の容量を拡大した車両で実際に計測を行うとしたような形が確認できた(を深絞りの形状/構造とすることBOXが構造部材Fig. BOX,後ろ側を車BOX側では,サイドを通るハーBOXMAZDA3Fig. 7)。Large Group)。Fig. 8商品群のサウンドシ山内一樹
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