マツダ技報2025
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(oitaraeratsuR(oitaraeratsuRは#03(HAEW2~50)%500%~群,群の~~)%86420((,(→((QE=・vAV〔,はQ04――マツダ技報No.41(2025)        )。(することが知られている#01 50cycles (980 –WireA)#02 50cycles (780 –WireA)#03 50cycles (780 –WireB)#04 50cycles (590 –WireB)#01 (980 –WireA)#02 (780 –WireA)#03 (780 –WireB)#04 (590 –WireB)#05 (590 –WireC)#01 30cycles (980 –WireA)#02 30cycles (780 –WireA)#03 30cycles (780 –WireB)#04 30cycles (590 –WireB)#05 29cycles (590 –WireC)#01 (980 –WireA)#02 (780 –WireA)#03 (780 –WireB)#04 (590 –WireB)3050252015101010HAEW2HAEW21020CCT cyclesHAEW2HAEW2203040CCT cyclesCCT Tested Bead Appearances (50 Cycles)材・スラグ分散ワイヤ)は,スラグ分散効HAEW2によるスラグ無害化の有用性を#02780Si#01と比較し発錆面積率は高く,)により,母材由来の合金元素量が低下#03#03の腐食進展速度が大きい。I/V E:電圧(I:電流(),cm/min度()〕#01#02群のは,スラグ分散効果を発揮するFig. 11#01980果を最大化し,明示している。一方で,ヤ)は,母材成分中のスラグ源(るにもかかわらず,サイクル時点で,若干の錆が認められた。 これは,スラグ分散効果を発揮する溶融金属及びスラグ成分には最適な範囲があり,適用する鋼板強度低下980780MPaし,スラグ分散効果に影響を及ぼしたためと考えられる。 更に,溶接スラグを起因とする錆が進展する際,熱影#02響による酸化被膜の影響を受けていると考えられる。780材・スラグ分散ワイヤ)と#01集ワイヤ)を比較すると, これは,各溶接ワイヤの特性に合わせた溶接速度の差により生じた,酸化被膜面積の違いによるものと考える。酸化被膜により,電着塗装の密着性が阻害され,腐食進展速度が大きくなったと考える。 酸化被膜量は,入熱量に比例し増加し,入熱量式の関係で示される。HAEW2ため溶接速度高速化による低入熱施工を採用しており,酸化被膜量が低減されたためと考察する。5. 5.1 高強度化による疲労強度への影響 部品には外力により応力が発生する。金属の疲労強度線図で示されるように応力に依存する。応力は外S-N力と断面積によって決まるため,軽量化をねらい薄板化すると,応力が増大し疲労強度が低下する。疲労破壊は,金属結晶粒内の微細なき裂が,繰り返し入力によって成長して引き起こされる。よって,高強度化により降伏応力を上げ,き裂の発生を抑制することで疲労強度が向上 しかし,溶接金属の強度不足や,入熱による母材強度低下により,材料を高強度化しても,溶接部は疲労強度が向上しない。よって,スラグ分散ワイヤの高強度化と175Fig. 8Rust Area Ratio Trends by SpecificationFig. 9CCT Tested Bead Appearances (30 Cycles) 従来溶接のCO25#04#05に対して,ガス)は,大幅に錆面積を抑制した。#0130群のHAEWれず,群のスラグからの発錆が顕著である。シールドガス中の量の低減で,溶接ビード全体の溶接スラグを減らした効果であると考える。4.2 考察HAEW/HAEW2#01Fig. 10積率変化をに,Fig. 11ド外観を2に示す。いずれも面積率30%以下と高い防錆性能を示したが,50は,サイクル間で,微小な錆から錆面積が増大した。Fig. 10Rust Area Ratio Trends with HAEWHAEW/HAEW2サイクル時点での発錆が認めら#04は,溶接終端部に凝集したCO20450サイクルまでの錆面サイクル時点の各水準のビー30サイクルまでは錆#04#02信頼性評価材・スラグ分散ワイMn)は減少してい30780材・スラグ凝は下),:溶接速

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