mc/Sμ(acirtceEmc/Sμ(acirtceEytivitcudnocytivitcudnocm3ll)ll)2mmμmμμm(千1千2(――マツダ技報No.41(2025) 1:廃水系統の下流ほど廃水が混ざり合い,Rainwater Rivers [Domestic] Handwashing, air-conditioning Less polluted water Rainwater on the roof Rainwater on the road ①Basic treatment of less polluted water [Rainwater] [Domestic] Flushing toilets Water purifying chamber [Industrial] Cooling, washing wastewater storage (Sub/Main) Simple water Recycling system Effluent Rivers, sea Water Resource Reclamation Center (Wastewater Treatment Center) Effluent 5. トイレフラッシング水への再生水・雨水利用5.112010080604020015:3019:3012010080604020015:3019:3023:303:307:3011:3023:303:307:3011:3015:30Input 15:30The Targeted Flow of Water Resource Circulationに示すとおり,つのアプローチで進める方針:水資源再生センターの処理水に高度処で約Fig. 11Measurement Results of the Electrical Conductivity in the Third Order Flushing Tank (Before Measures)Fig. 12Measurement Results of the Electrical Conductivity in the Third Order Flushing Tank (After Measures)4.4 課題②の対策:ディスクフィルターを用いた菌の除去 まず,菌の除去がどの程度で必要かを検討した。菌は,単体であれば数μ程度であり,これらの集合体は数以上にもなる。菌による品質影響が出た際の過去履歴を確認したところ,に品質影響が出ていることが分かった。そのため,安全率を考慮し,を除去基準とし,除去方法の検討を50行った。生産品質に影響を与えないこととメンテナンスが容易なこと等を考慮し,ディスクフィルターを採用した。水洗工程に設置し,菌を除去できることを確認したFig. 13)。これにより,リンス工程から水洗槽へのカスm3ケード利用を実現し,約た。Before Filtration Fig. 13Condition before and after Bacteria RemovalFig. 13 Condition before and after Bacteria Removal 4.5 取り組みの今後 本論文で定めた電気伝導度の基準には見直しの余地があるため,補給量の適正化に向けて検討を継続していく。また,節水取り組みと並行して再生水利用案の検討も進め,節水が完了し次第,塗装工場での再生水利用の実現も目指す。Clean water Industrial water Output WastewaterProcess and reuse it with the appropriate process. ②Advanced treatment of factory wastewater and reuse as industrial water. Fig. 14に示15/年の再生水の検討も進めて100以上の集合体が存在した時50/年の削減につながっ After Filtration 再生水・雨水利用の概要と方針 取水した水を工場や事務所ビルなどで使用し,排出した廃水は適正に処理して河川や海に放流している。これまでは一方通行だったこの水の流れを循環させるために,再生水利用の検討を開始した。目指す姿をす。Fig. 14Fig. 14100とした。●アプローチ汚染度の高い水となって再生が困難になるため,廃水を上流側で回収し,簡易処理を施した再生水を特定の利用先で利用する。2●アプローチ理を施した再生水を工業用水の代用として利用する。 更に,再生コストや衛生面を考慮し,①トイレフラッシングで使用した水,②高濃度廃水,③蒸発した水については,再生処理できない水として定めた。 本論文では,アプローチ利用を実現したトイレフラッシング水に対する取り組みについて紹介する。なお,アプローチおり,対象となる構内区域に対し,工業用水と同等レベルで使用できる再生水の生成プロセスの確立を目指している。5.2 トイレへの再生水利用における課題と対策 再生水の源となる廃水は水質面でばらつきがある。このばらつきのある廃水に対して,一定の水質となるように安定して再生処理するための技術の知見がないという問題があった。この問題に対し,①トイレフラッシング水に再生水を使用するための水質基準の策定,②基準を満たす再生水をつくるための再生処理プロセスの構築を課題として設定した。1)課題①の対策:再生水水質基準の策定 水質基準は,既存の基準である建築物環境衛生管理基195
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