*1*1*163回 丹羽高柳賞2023年度 省エネ大賞20236年年A()―― ■資源エネルギー庁長官賞(省エネ事例部門)■省エネルギーセンター会長賞(省エネ事例部門)映像情報メディア学会 第受賞テーマ:偏った視線方向における心理物理的ホロプターの同定 受賞者:村瀬健二,武田東京工業大学 概要:受賞論文は,人が物体を視認・把握するメカニズム(ホロプター)のモデル化を考察するものです。このモデルを活用することで,視覚を通じた短時間で正確な情報伝達を可能にする部品の形状や仕様を,効率よく設計することができ,安全・安心な運転環境の実現に貢献します。また,その他の産業での応用も期待できます。受賞対象となったモデル化に関する考え方は,マツダのクルマ開発において一部導入されています。一例として,このモデルは「の把握を容易にする視界の実現に貢献しています。今後は,メーター類やセンターディスプレイなど,インテリア部品の設計への適用も検討しており,さらなる安全・安心な運転環境の実現を図っていきます。省エネルギーセンター 受賞テーマ:鍛造コンロッド歩留まり改善による省エネ 受賞者:マツダ株式会社 概要:エンジンの鍛造コンロッド生産を担う社員が現場で省エネ取り組みを行うサークル活動において金型への材料投入位置のバラツキを低減させた結果,材料歩留まりの改善につながり,省エネルギーを達成した活動の事例です。受賞テーマ:「汚れを落とすだけで省エネ・ 受賞者:マツダ株式会社 概要:ビル空調などの冷却塔メンテナンスにおいて,洗浄が必要な個所のみ循環洗浄する冷却塔局所洗浄技術を開発,全社省エネ活動として展開してエネルギー消費量の改善を達成した事例です。マツダ技報:No.40空調設備の効率・運用改善技術論文賞雄策,原利宏,吉海MAZDA CX-60CO22023pp.116-122亮介,金子寛彦」のピラーの設計検討に活用されており,車幅や進行方向削減」冷却塔局所洗浄技術の全社展開198月~202412月)受賞技術紹介代表的な受賞技術をご紹介いたします(
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