マツダ技報2025
46/257

21※(1((&(~~(1――マツダ技報No.41(2025)    の0.03ProcessMaterialsMoldingRemovalExcavationHeating/DryingCore Storage/TransportEnvironmental Impact/AgingAssemblyCastingSand RemovalMachiningEquipmentMBDMaterial QualityProduct QualityProcess(Production Conditions)Product EquivalenceJudgeOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKEvaluation ItemSandBinderCore PropertiesMolding ConditionsCore Shape ThicknessHandling Property ThicknessDimensional ChangeSand Removal MethodSand Discharge of Enclosed SandOKSand Residue RateDimensional ChangeAssemblyGas DefectsImpact of Enclosed SandResidual Sand After CleaningSeating/Inter-process TransferSpecificationsMaintenanceCore Physical PropertiesMaterial DimensionsMetal StructureMechanical PropertiesInternal VoidsUnbalance AmountWeight VariationMachining DimensionsCore#1#2から:0.24へ改善されたこと)。Fig. 202.7%まで低減できたAM中子を造型し実機での鋳造評に示す。量産を想定し評価CT)による内部品質,Evaluation ProgressAM中子を掘り出す 「RX-8」に搭載したサイド排気ポート方式ロータリーエンジン中空化の効果で中子から発生したガスも型外へ確実に排出できたことが確認できた。鋳造後の砂残りも,薄肉化を追求したことで,想定どおり砂型への熱吸収率が高まり,崩壊性も向上し砂残りは発生しなかったと考えられる。2)寸法精度AM 以下,データをFig. 19 素材重量とアンバランスに最も影響する一体品では,量産シェルに対して,σAMへ改善さればらつきが大幅に低減された。鋳造品の肉厚精度についてもσが確認できた。3)内部組織 ゲート位置変更結果についても,対策案のセンターゲートでは,黒鉛球状化が製品部位にかかわらず均一にでき鋳造品質を更に安定させることができた(Fig. 205.3 適用効果(アンバランス量の改善) 最大の課題であった加工後のアンバランス量については,従来の調整加工の必要が廃止できるレベルにまで改善した。アンバランス不良はローターの表裏面でそれぞれ従来のFig. 21)。 今回数あるローターの重量の安定化だけでなくアンバランスの大幅改善に繋がった。今後,他のローターへも展開し,調整加工廃止の可能性を確認していきたい。37を活かすことで,要具,設備更新に投資することなくセンターゲート方案を織り込め,品質向上が可能である。これら点を対策として織り込み鋳造評価に進んだ。Fig. 18Developed Gate System造型・鋳造の評価結果5.2 )工程全体での評価 以上の対策を行ったTable 1価を行った。結果を項目は,乾燥後の直後強度,鋳造前の強度,中子の単品精度,組付け後の鋳型の一体化精度とし,鋳造後は,素Computed Tomography材寸法,寸法精度,砂残り,ガス欠陥等とした。そしてこれらの評価結果は量産同等であることを確認した。Table1 さらに,積層後の埋もれた状態の作業も,の採用により処理時間が短縮できた。またCHPガス欠陥もバインダー総重量を量産同レベルに改善した中子の精度とそれを使った鋳造品の寸法Fig. 19に紹介する。Dimension Results of Casting/Coreから:0.200.04Improvement of Microstructure15.315.40.5%から機種へ適用し中子精度向上,

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る