マツダ技報2025
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c)から(,,bcba(Y4a))~――マツダ技報No.41(2025)     解析結果との比較Freshに,モードにおける各解析で得られた速度Fig. 5断面とした。(方向にダクト出口から吹き出す気流につの高風速領域が存在する。これらの気流は,3.0m/s6.0m/sの領域で周方向に広く拡散し,Fig. 4から,Fresh流速の高い気流が生じていることが分かる。これは,5Fig. 6に示す流線のコンターが赤色となる高風速領域からも見て取れる。また,Fig. 5()からシート座面上や天井付近など壁に衝突した流れが旋回し,渦を形成している様子が分かる。また,Fig. 5()から,流速の高い気流の周囲に旋回する流れが生じている。Fig. 5Streamlines in Fresh Mode Obtained by Stereo PIVFig. 6 一方,に示すは,左右非対称であり複雑な流れ場を形成していることが分かる。特に,右側の席から左側の席へ左右方向の流RECモードともにダクト出口からFig. Freshモードに着目すると,RECモードでは,車室内の流れ場REC)に示した乗員着座位)の全ての速度PIV及び([m/s] 10.0 9.0 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 Duct Outlet Seat y Duct Outlet z Section B Seat Duct Outlet 100 52 z x Section B x y Seat Section A Seat 100 Seat Backrest Section A Seat Backrest [m/s] 10.0 9.0 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 Duct Outlet y x Duct Outlet z x Duct Outlet z y (a)Top View (b) Side View (c)Rear View (a)Top View (b) Side View (c)Rear View れが発生し,流れの複雑性を強めている。これは,モードを模擬するために設置した吸い込み口が,前席左側の足元にあることから生じるものと考えられる。Fig. 6Streamlines in REC Mode Obtained by Stereo PIVCFD4.2Fig. 7分布を示す。速度分布は,A置にあたる分布において,相当する同一の高さに形成されている。また,気流の拡散についbて各解析結果の速度分布を比較すると,(LESでは64

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