マツダ技報2025
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)V要V,,(1「――マツダ技報No.41(2025)       SW)の開発3. ソフトウェア(Software Structure for Controlling Motor Inverterに示した字プロセスに沿って,車両目標からユSW要求に機能分配し,制御仕様に落とし込んだ。SWMILSを使用した検証ループを回しながら,要字プロセスの左バンク各工程機能検証を積み上げ,ロバスト性をSWV-model for Software Development設計の機能配分Fig. 12含む各部品への要求機能に落とし込むINVINVHW/SWに機能配分する「詳細機能設計HW/のアプリケーションロジックI/Oインターフェース設計等Fig. 103.2 開発の流れVFig. 11ニット目標へカスケードした。更にユニット目標をHW求と 詳細設計を進めるにあたり,に分けて件の抜け漏れや誤解釈による手戻りの最小化を図った。Fig. 9)。 また,設計工程であるに対応したテスト仕様を定義し,右バンクの各テスト工程に割り当て,確認した。Fig. 113.3SWHW/SW字プロセスの左バンクは,両要求機能をINVシステムレベルの機能要求設計フェーズ」と,への要求をフェーズ」からなる。詳細機能設計フェーズでは,SWSWの機能配分を行い,設計,各タスク周期の設定,に反映した。例えば,電流センサの性能を引き出すための専用アンプ回路を設けつつも,フィルタ機能はチューニング可能なマイコン部に配分する等,品質/コス77Fig. 8Modification to Prevent Deformation 小型化により,レゾルバとモーターの距離が近くなる等,電気的なノイズの影響を受けやすくなる(シールド等のハードウェア(加え,ノイズの影響を受けにくい構造を採用することで,ロバスト性の高いシステム(BEVPHEV また,で,マルチソリューション戦略を効率的に進めることを可能にした。Fig. 93.1 ソフトウェア構造SW モーター制御を例にトフォーム層とアプリ層の二層構造をとり,プラットQINeS-AUTOSARフォーム層はBSWをベースに対象マイコンに合わせたコンフィグレーションとハンドコーディングで構成した。また,アプリ層は制御機能モジュール単位でた。SWを小さな設計ブロックに示すように,車からSW)によるノイズ対策にHWSWを含む)を開発した。HEVへの展開性を備えておくことResolver LocationFig. 10構造をに示す。プラッSCSKに準拠した社製のモデルを構成しSimulink

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