ば(=――マツダ技報No.41(2025) Dependence of Cell Surface Pressure on Reversible Degradation 2幅を広げても膨張収縮に伴う電解液の流動に影響)よりSTD)の大電流充放電サイクルを実施した。Dependence of Cell Surface Pressure on Reversible Degradation 3)とイオン濃度差が小さくcharging )の大電流充放電サイクルを実施しに,そのサイクル前後の抵抗上Fig. 11より,想定どおり充電と放電のレーFig. 11Current Patterns for High-Current CyclesBattery CellSOC 50SOCSOC側の域(Fig. 7に,そのサイより,負極の膨張)の大電流充放電smallFig. 8に,そのサイクル前後の抵より,想定どおりセルへの加圧Fig. 8 以上より,膨張収縮の変化が小さいSOCが小さいと想定して,基準(wide合(そのサイクル前後の抵抗上昇率を示す。SOCとは異なり膨張収縮の変化が小さい逆的な劣化が促進されたことから,負極の膨張収縮以外に電解液の流動に影響する駆動力があることが示された。Fig. 9%中SOC ここで負極の膨張収縮以外の電解液の流動に影響する)の駆動力はこれまでの大電流充放電サイクルのセル面圧分布の経時変化より浸透圧と想定して,うな意図的に正極と負極間の電解液中のリチウムイオン濃度差が大きくなる充電レート過多の電流パターンcharging rate>Discharge rateなる充電と放電のレートが揃った電流パターン(rateDischarge rateた。なお,それぞれ電流パターンは電流の実効値はほぼ一致させている。昇率を示す。トが揃っている電流パターンの方が可逆的な劣化が抑制されることを確認できた。)よSTDFig. 1087Fig. 5Image of Surface Pressure Measurement of a Fig. 6Change in Surface Pressure of the Battery Cell Relative to SOC3.3 セル面圧の制御因子に対する可逆的な劣化の実験検討 まず負極の膨張収縮が小さい基準となるSOCSTD域(心の)と負極の膨張収縮が大きい低highSOClow域(側の)及び高大電流充放電サイクルを実施した。Fig. 7クル前後の抵抗上昇率を示す。収縮の変化量が大きいほど可逆的な劣化が促進されていることから,膨張収縮によって,電池反応に必要な電解液の流動が劣化に影響していると考えた。Fig. 7Dependence of Cell Surface Pressure on Reversible Degradation 1 次にセル内の膨張する空間を確保することで,電解液の流動が抑制されると想定して,上記の基準(りセルへの加圧力が小さい場合(サイクルを実施した。Fig. 8抗上昇率を示す。力を低くすれば可逆的な劣化が抑制できることを確認できた。SOC域を選択すれSOC幅を広げた場Fig. 9に,Fig. 9より,想定幅に留めても可Fig. 10に示すよ
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