マツダ技報 2020 No.37
81/138

―74― 影山 貴大 江草 秀幸 (1) 廻本章吾ほか:樹脂金型の意匠面仕上げ加工における切削工具及び条件の最適化,第25回品質工学研究発表大会(2018),pp.66-69(2) 影山貴大ほか:非接触測定精度向上の取り組み,第27回品質工学研究発表大会(2019),pp.176-17900 Variability ‐50% Fig. 18 Shape Clearance VariationsFig. 19 Initial Panel Quality6. おわりに 高精度機械加工とデジタル型合わせを実現できたが,成形加圧時の金型及び射出成形機の変形による微細な調整の排除が今後の課題となる。加圧を加味した変形挙動の検証をできるようにし,更に形状クリアランスのばらつきを削減していく。そして,これからも深化し続ける「魂動デザイン」を量産車で実現し,お客様の期待を超えるクルマを造り続けていく。現状に満足せず更に高いレベルのモノ造りを追求し,高精度高効率な金型製作に愚直に取り組んでいく。■著 者■久保 祐貴大田 敦史廻本 章吾 叶井 貫 参考文献

元のページ  ../index.html#81

このブックを見る