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626ー5ドア
新型626の5ドア・ハッチバックは、欧州のお客様のニーズに特にマッチしており、当期の販売台数増加に大きく貢献しました。
欧州

当年度における欧州経済は、市場により格差はあるものの総じて好調に推移し、主要市場における車両総販売台数は順調な伸びを示しました。

 マツダは、年度中に導入した新型車が好調に販売を伸ばし、特に626ワゴン、直噴ディーゼルエンジン搭載の626、新型323、デミオ、MX−5が販売に貢献し、総小売販売台数は前年度比15.5%増の248,410台となり、3期連続の二桁成長を達成することができました。

323F
新型323Fはコンパクトカーとしての高い操作性とステーションワゴンとしての使い勝手を高次元で融合しました。
 オーストリアでは、1998年暦年ベースで1995年以来日本車で販売台数トップの地位に返り咲き、1999年上半期までこのトップ地位を維持しています。また、ドイツ及びオーストリアで、1998年暦年で323及び626が日本車販売でそれぞれ第1位、第2位となりました。マツダは欧州最大の市場であるドイツにおいて日本車トップの販売台数を誇っています。

 1999年3月に行われた第69回ジュネーブモーターショーでは、新型プレマシーを発表し、欧州のお客様から高い評価をいただきました。また、その後6月にドイツ各地で行ったディーラーフェア−ではこれまでにない観客を導引し、大量の発注をいただきました。

デミオ
使い易くスポーティーなコンパクトワゴンとして、デミオは1998年に欧州市場に導入され、当期好調な販売台数を記録しました。
 欧州における1999年1月から6月までの小売販売台数は、MX−5、626ワゴン、323、デミオが引き続き好調で、前年同期比13%以上の増加となっています。

 マツダは欧州における事業を再構築し、地域全域における物流の効率化とCS向上に向け積極的な施策を展開することにより、一層の販売拡大を図っていきたいと考えています。2000年には、地域シェア2%もしくは販売台数300,000台以上ならびに顧客満足度トップを達成することを目指 しており、ブランド戦略に則った施策の展開、南欧地域におけるシェア拡大を狙った販売網の強化、プレマシー、MPV、Bシリーズピックアップなどの新型車の効果的な導入に努めていきます。
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