大学時代は苦学生でしたので、当時給料が高いと言われていたマスコミか金融関係の企業に就職しようと思っていました。ある時、マツダに勤務されている方と会う機会があったんです。そこで言われたのは、「マツダには、仕事を通じて個人が実現したいことを応援する企業文化がある。」非常に魅力的な会社だな、と感じました。
時を同じくして、たまたまルーフをオープンにして走っていたブルーのロードスターを見かけたんです。もう、一目ぼれでしたね。これも何かの縁だと思い、マツダに入社しました。
入社後は販売部門に配属されたのですが、自分としてはエンジニアリングやマーケティングをしたかった。ただ私は機械工学を勉強していなかったので、時間をみつけては勉強して、ひたすらチャンスを待ちました。MAZDA3の主査に任命された時、ついにチャンスがやってきたと思いました。主査として携わった仕事はエキサイティングなことばかりで、大きな重圧もありましたが、自分の夢がとうとう叶ったと感激しましたね。マツダでは、今も夢を追いかけさせてもらっています!
(2019年取材)